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I report on the world’s billionaires

Aston Martin DB10(Ben Birchall - WPA Pool/Getty Images)

カナダのビリオネアでファッション関連の投資家のローレンス・ストロール(60)が、英国の高級車メーカー「アストンマーティン」の株式の過半数を取得すると報じられた。フォーブスの試算でローレンスの保有資産は26億ドル(約2830億円)にのぼり、F1チームの「レーシング・ポイント」を保有している。

自動車メディアAutocarとRacingFansによると、ストロールは投資家グループと組んでアストンマーチンの株式の過半数の取得に動いている。アストンマーティンの広報担当はコメントを避けた。ストロール側の広報もフォーブスからのコメント要請に回答してない。

昨年10月にロンドン証券取引所に上場したアストンマーティンの株価は、4月以降に約40%の下落となっていた。今回の買収のニュースが伝わると同社の株価は約20%の上昇となった。ストロールの息子のランス・ストロールは、レーシング・ポイントのF1ドライバーを務めている。

ストロールは2011年に、香港の富豪のサイラス・チョウと組んで、ファッションブランドの「マイケルコース」を上場させていた。彼の資産の大半は2014年に、マイケルコースの株式を売却して得たものだ。

ビンテージカーの収集家として知られるストロールは推定1億6000万ドル相当のフェラーリのコレクションを持ち、1967年のGTB/4 S NART Spiderや1957年の250 Testa Rossaを保有している。

ストロールは昨年、投資家グループと共に破産状態にあったF1チームのフォース・インディアを買収し、名称をレーシング・ポイントに改めた。フォース・インディアは約2000万ドルの負債を抱えていたとされる。

開示資料によると、ストロールはフォース・インディアの資産を1億1800万ドルで買収し、さらに無担保で2000万ドルを貸し出した。レーシング・ポイントは現在、メルセデスのエンジンを使用中だが、AutocarとRacingFansは、今回の買収によりレーシング・ポイントがアストンマーティンにリブランディングされる可能性を報じた。

編集=上田裕資

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