世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

アレックス・バナヤン(左)と近藤麻理恵(右)

ビル・ゲイツ、レディー・ガガ、スティーヴン・スピルバーグなど、アメリカの著名人のインタビューを掲載した『サードドア:精神的資産のふやし方​』の売上が好調だ。

本国ではベストセラーを記録。世界18カ国で翻訳され、日本で今年8月に発売された翻訳版は、発売直後に12万部の売上を記録した。

著者のアレックス・バナヤンは、19歳で世界最年少ベンチャーキャピタリスト、25歳の時には米Forbesの「30 UNDER 30」に選出された記録も持つ。そんな彼が、12月1日、日本で初めて読者イベント「Knocking The Third Door」を東京・六本木で開催した。

ここに登壇した、片づけコンサルタントとして世界的に知られる「こんまり」こと近藤麻理恵と、互いの人生の歩み方における共通点を語った。

世界的ヒットメーカーの共通項

アレックス:「こんまりメソッド」を学んで、そこにはサードドアにも通ずることがあると思っていました。

サードドアとは、人生における3つ目のドアのこと。人生には、ナイトクラブのように、人によって異なるエントランスが用意されていると僕はこの本に書きました。

まず、ファーストドアとは、99%の人が列に並ぶ正面エントランスのこと。

そして、セカンドドアとは、選ばれしVIPしか通ることを許されないドアのこと。普通に生活をしていたら、多くの人はこの2パターンしか、人生にもナイトクラブにも用意されていないと思うのではないでしょうか。

僕がインタビューをしてきたいわゆる著名人たちは、セカンドドアを通り抜けてきたセレブのように見えるかもしれません。しかし、彼ら、彼女たちが現在の地位を築くまでには、それぞれが自らの手で見つけてきたサードドアがありました。

それぞれのサードドアを見つけるためには、自分が信じるもののために、余計なものを削ぎ落とすことも大切です。こんまりメソッドでも、自分がときめくものだけを選ぶ生き方を提案していますよね。

世のビジネス書や啓発本には、もっと努力をする、もっとコネクションを作る、もっと成功にこだわる、と「もっともっと」と啓蒙するものも多い。しかし、僕たちの共通点として、その「もっと」という努力の前に、自分と向き合い、本当に必要なもの以外を削ぎ落とす過程があるのではないかと思っています。

写真=曽川拓哉 構成=守屋美佳 

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