同リストでは毎年、20の業界からそれぞれ30組を選出。9年前の初回リストから現在までの累計選出人数は5000人を超えている。
2020年版のリストには多様かつユニークな顔触れが並び、ほぼ半数(48%)が移民または移民の子どもだった。都市別にみると、ニューヨークが21%でサンフランシスコの17%を上回りトップに立った。3位はロサンゼルス(12%)、4位はボストン(6%)、5位はシカゴ(3%)だった。
同リストを立ち上げたフォーブス・メディアのランドル・レイン最高コンテンツ責任者(CCO)は「イノベーションや起業、そして意欲をもってして世界を変えるミッションに取り組む若者たちは年々増えており、私たちがそうした人々から受ける刺激も大きくなっている。今年の選出者らも例外ではない」と語る。「フォーブスの30アンダー30リストは、世界が輩出する最も有望な先見者やゲームチェンジャー、パイオニアらに大きな注目をもたらすものとなっている。選ばれた人々が次に何を成し遂げるのか、非常に楽しみだ」
リストの対象となった20の業界と、それぞれの主な選出者は以下の通り。
・アート&スタイル/Lauren Nouchi(Apparis共同創業者)
・教育/Saad El Yamani(Ambi.school共同創業者)
・エネルギー/Ashley Zumwalt-Forbes(Black Mountain Metals共同創業者)
・金融/Magdalena Kala(Bain Capital副社長)
・飲食/Tara Bosch(SmartSweets創業者)
・ゲーム/Justin Stander(Askiisoft創業者)
・ヘルスケア/Arthur Kuan(Cold Gensys最高経営責任者)
・ハリウッド&エンターテインメント/Cole Sprouse(俳優)&Dylan Sprouse(俳優、All-Wise Meadery創業者)
・法律&政策/Varshini Prakash(Sunrise Movement共同創業者)
・製造&工業/Caleb Carr(Vita Inclinata Technologies共同創業者)
・マーケティング&広告/Erik Zamudio(Fooji共同創業者)
・メディア/Kevin Guo(Hive共同創業者)
・音楽/Normani(歌手)
・小売&電子商取引/Jessie Zeng(Choosy共同創業者)
・科学/Arturo Elizondo(Clara Foods共同創業者)
・社会起業家/Alyson Friedensohn(Modern Health共同創業者)
・スポーツ/Bobby Wagner(投資家、NFLシアトル・シーホークス所属選手)
・コンシューマーテクノロジー/Devon Townsend(Cameo共同創業者)
・エンタープライズテクノロジー/Kanjun Qiu(Sourceress共同創業者)
・ベンチャーキャピタル/Catharine Dockery(Vice Ventures創業パートナー)
今年の「30アンダー30」完全版リストはフォーブスの英語版ウェブサイトで公開されている。