投球練習を始めただけで大フィーバー、大谷「二刀流」への期待

Photo by Alex Bierens de Haan/MLB Photos via Getty Images

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ひさしぶりにエンゼルスの大谷翔平選手が投球練習を始めたという話題で、いまアメリカが盛り上がっている。
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大谷ウォッチャーのジェフ・フレッチャー記者が、「とうとうShoheiがマウンドに上がった(ブルペンに入った)」と報じると、「ブルペン練習を再開できる状態になった」というエンゼルスのビリー・エプラー・ゼネラルマネジャーの公式発表も出て、「いよいよか!」とファンサイトも賑わっている。

「サザエさん」の動画を引用して紹介

トミー・ジョン手術の行方がなかなか明らかにされず、エンゼルスのファンは心配を募らせていたが、「今年9月に膝の手術も重なったために、肘のリハビリが一定の中断を受けていた」という説明も球団関係者からなされ、納得がいったにちがいない。膝のほうもあと4週間ほどで通常の練習に復帰できるレベルということだ。
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トミー・ジョン手術については、野手の場合は6〜9カ月もあればリハビリが完了するが、投手の場合は14〜16カ月かかるということであり、来春の開幕戦には間に合うスケジュールだが、エンゼルスにとって大谷は、「貴重すぎて、素晴らしすぎて、将来性がありすぎる選手だから焦るべきでない」とCBSスポーツはコメントしている。

バッターボックスにたつ大谷翔平
Getty Images

こうなってくるとファンもノリノリで、ファンサイトでは、ベテランのスポーツジャーナリスト、デビッド・ライスが分析を加えて、「マイク・トラウトの次のホール・オブ・フェイム(栄誉殿堂)は大谷翔平に!」と早くも書き、多くの注目を集めている。

大谷がブルペンに入っただけでこれだけの熱狂になるとは、まさに大谷の実力と二刀流の話題性からくるものだ。

前述のフレッチャー記者は、自身のツイッターで、「カツオ、大谷翔平からホームラン打つ」という「サザエさん」の動画を抜粋して引用し、「(日本語だから)何を喋っているのかわからないけれど、大谷がいるよ」とツイートすると、通常は2桁台の「いいね!」が500近くなるほどだ。
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文=長野慶太

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