本記事では、会議中にしてはいけない8つの行動を紹介する。あなたが職場で目にしたことがある行動はいくつあるだろう?
1. 準備せずに参加する
即興で切り抜けることは良い時間管理方法にも思えるかもしれないが、パーソナルブランドの確立には役立たない。毎回準備なしに会議へ出席していると、周囲の人々もそれに気づき、あなたに「二流社員」や「クオリティーを重視しない人」といったレッテルを貼ってしまう。パーソナルブランドを意識しながら効率的に会議の準備をするために、以下を自問してみるとよい。
・自分が伝えたい第一のメッセージは何か?
・誰が会議に出席するのか? その人にどう思い、何を感じてほしいのか?
・自分が最も貢献できることは何か?
・自分が功績を認めたり、サポートしたりしたい人は誰か?
2. 遅刻する
自分は忙しい人で、あちこちで引っ張りだこな重役であるかのような印象を与えられると思っているかもしれないが、遅刻が実際に与える印象は、スケジュール管理のできない人だというものだ。さらには、この会議はどうでもいいものだと思っているかのように受け止められる。また最悪の場合、人を待たせることで周囲に権力を誇示したいのだと思われる。時間を守り、違いを生み出そうという心構えで臨もう。
3. 他者の意見を聞かない
会議の場では、自分が詳しい話題にのみ注意を向けるような人もいる。その時だけは他人の話を聞き、自分の意見も述べるが、話題が変わった途端、あからさまに興味のない態度を取る。他の参加者と視線を合わせようとせず、目を向けるのは自分のスマホの画面だけ。
隣の人と関係のない話を始めたり、パソコンに向かって明らかに関係のない作業をはじめたりする。これらの行為は、あなたが周囲の人を軽視し、他人の意見には興味を持たない自己中心的な人間であることを知らしめているようなものだ。会議中は、全ての話題に積極的に参加すべきだ。
4. だらしなく座り、あくびをする
姿勢を正して座っていれば、議題に興味を持って参加していることを周囲に示せる。一方で、だらしない座り方をする(さらに、あからさまに繰り返しあくびをする)と、自分は無礼で飽きっぽい人であるとメッセージを発することになる。良い姿勢は周囲からの印象も良く、これこそパーソナルブランディングで大切なことだ。