同メディアが“アップルのヒアラブル”と呼ぶAirPodsは世界的ブームを巻き起こし、ワイヤレスイヤホン市場で45%のシェアを獲得したという。AirPods Proの製造台数は現在、月に100万台程度だが、アップルは中国のLuxshare-ICTに現状の2倍の200万台の製造を要請したという。
AirPods Proの成功はアップルにとっても、同社の忠実なファンにとっても嬉しい報せに違いないが、購入を検討中の人は急いだほうがいいかもしれない。AirPods Proは今後の品薄が予想されており、アップルの公式ストアでは既に発送予定が「クリスマス以降」となっている。しかし、一部のアップルストアには、まだ在庫がある模様だ。
投資会社Wedbush Securitiesのダニエル・アイブスは、2019年のAirPodsシリーズの出荷台数が最大6500万台に達し、2020年は9000万台まで伸びると予測している。「現時点でAirPodsの売上は、アップル全体の4%を超える程度だが、この製品はサービス部門の売上増を狙うアップルにとって、非常に重要な意味を持つことになる」とアイブスは述べた。
AirPods Proには新たにアクティブノイズキャンセリング機能が加わったことも、大きな魅力だ。2016年末に発売されたAirPodsを既に利用中の人たちにも、買い替えを検討すべき大きな理由が与えられた。