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米カリフォルニア州で発生した山火事 Photo by David McNew / Getty Images

米カリフォルニア州で発生した山火事は徐々に収拾に向かっているが、オーストラリアの森林火災は依然として続いている。あなたの会社の事業に文字通り火の手が迫っていなくとも、ビジネスリーダーは自然災害への備えから重要なことを学べる。以下に、責任があり持続可能な行動を取ろうと努力する企業が学べる3つの教訓を紹介しよう。

1. 備えをしっかりする

自社が抱えるリスクについての見通しの理解を深め、そうした危険要素がビジネスにどのような影響を及ぼすかを理解し、リスク低減と対応の戦略を実行すること。

必要な保険に加入し、その適応範囲を理解するのも重要なポイントだ。しかし、保険だけが唯一の手段ではない。森林火災を例に考えてみよう。

まずは、しっかりとした防災措置を講じておく必要がある。こうした措置には、施設の周囲をコンクリートや石で囲んで火から守ったり、建物に耐火素材を使用したりすることがある。充実した設備がなくとも、効果を発揮する基本的な方法はある。

カリフォルニアでおなじみのヤシの木などの燃えやすい木ではなく、アロエのような燃えにくい植物を植える。敷地全体のメンテナンスを怠ってはいけない。ロナルド・レーガン大統領図書館では、家畜のヤギに建物周辺の植物を食べさせていたことが防火につながったとされるが、誰もがヤギに頼れるわけではない。

これは森林火災の話だ。あなたのビジネスは、竜巻や洪水、地震などの似た脅威にさらされていないだろうか? あなたはそのための準備ができているだろうか?

2. 配慮の姿勢を従業員に伝える

ビジネスリーダーは、仕事でも家庭でも備えが優先事項であるというメッセージを発信しなければいけない。インシデントレスポンス(問題への対応)とビジネス継続性についての自分の計画を皆に周知しておくことが重要だ。全社的な意識向上の取り組みを通じて従業員に安心感を与え、従業員を訓練や演習に参加させること。

そして問題が発生した際には、その影響に目を光らせておくこと。従業員が避難のせいで遅刻したり、森林火災の煙で喘息が悪化するなどの健康問題を抱えたりした場合、会社側にとって重要なのは、思いやりを持ち、影響を受けた従業員への便宜を図ることだ。

編集=遠藤宗生

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