ビジネス

2019.12.02 12:30

お金がかかる米空港ランキング、ニューヨーク3空港が上位に

ニューアーク・リバティー国際空港 / Getty Images

ニューアーク・リバティー国際空港 / Getty Images

旅行を安くあげるには、どうしたらいいのだろうか。

格安航空券に格安ホテル、エラー運賃チケットまで、低予算で旅をするための手段はいくらでもある。けれども、空港に関してはどうだろうか。

ご存じのとおり、空港を利用すると何かとお金がかかる。グラスワイン1杯が12ドル(約1300円)もするなんて信じられない。とはいえ、旅行ブログサイト「ザ・ポインツ・ガイ(The Points Guy)」が毎年発表しているランキングによれば、ハブ空港のなかでも、お金のかかるところと、それほどでもないところがあるようだ。

アメリカで最もお金のかかる空港としてトップに輝いたのが、ニュージャージー州のニューアーク・リバティー国際空港だ。続いて2位がニューヨーク市のジョン・F・ケネディ国際空港、3位がワシントン・ダレス国際空港となっている。

4番目にお金がかかるのがサンフランシスコ国際空港で、5位がニューヨーク市のラガーディア空港だ。ビッグ・アップル(ニューヨーク市の愛称)の住人にとっては残念だが、ニューヨーク近辺にある3つの空港はすべて、お金のかかる空港トップ5にランクインしている。

お金のかかる空港と、かからない空港のランク付けを行うにあたり、ザ・ポイント・ガイは、全米各地の大型空港に広く共通するコストに着目。平均的な国内航空運賃や、手荷物用カートのレンタル代、駐車料金を調査した。

一般的には、北東部と中西部の空港のほうが何かとお金がかかり、フロリダ州やカリフォルニア州の空港は比較的手ごろな料金で利用できる。

調査ではまた、コーヒーの値段が最も高いアメリカ国内の空港はどこなのかを調査。その結果、不名誉な1位に輝いたのはラガーディア空港で、コーヒー1杯の値段は3.10ドルした。一方、コーヒーを最もお手ごろ価格で飲めるのはオレゴン州のポートランド国際空港で、1杯2.15ドルだった。

アメリカで最もお金がかかる空港トップ5

1. ニューアーク・リバティー国際空港(EWR)ニュージャージー州ニューアーク
2. ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)ニューヨーク州ニューヨーク市
3. ワシントン・ダレス国際空港(IAD)バージニア州ダレス
4. サンフランシスコ国際空港(SFO)カリフォルニア州サンフランシスコ
5. ラガーディア空港(LGA)ニューヨーク州ニューヨーク市

アメリカで最もお手ごろな空港トップ5

1. マッカラン国際空港(LAS)ネバダ州ラスベガス
2. オーランド国際空港(MCO)フロリダ州オーランド
3. フォートローダーデール・ハリウッド国際空港(FLL)フロリダ州フォートローダーデール
4. ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港(SJC)カリフォルニア州サンノゼ
5. オークランド国際空港(OAK)カリフォルニア州オークランド

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事