外国人はここで「銭湯」にハマる。温泉旅館ベスト10(その1)

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3. 湯布院(大分県)

山々に囲まれた小さな谷合いにあるす温泉街、湯布院。
山々に囲まれた小さな谷合いにあるすばらしい温泉街、湯布院(Japan Travel Centre)

湯布院は、山々に囲まれた小さな谷合いにあるすばらしい温泉街だ。福岡市内から、特急列車か高速バスで便利にアクセスできる。長年にわたって日本の温泉ランキングの1位に君臨し続けている。目抜き通りの両側には、カフェや土産物店や小さな美術館が並ぶ。

到着したら何はさておき、露天風呂体験をするといいだろう。また街の風景がとにかくすばらしいので、到着するやいなや、その独特の空気感や雰囲気に魅了されること請け合いだ。

4. 黒川温泉(熊本県)

九重連山と阿蘇山に挟まれた黒川温泉。
九重連山と阿蘇山に挟まれた黒川温泉(Japan Travel Centre)

九重連山と阿蘇山に挟まれた黒川温泉は、小さいながら、熊本県北西エリアでもっとも魅力的な温泉街のひとつだ。ここは、高層ホテルやネオン街とは一切無縁だ。街は保護計画の元で古式ゆかしき街並みをとどめており、それが郷愁に満ちたこの街の雰囲気を下支えしている。

黒川温泉は「入湯手形(ポッピング・パス)」というシステムを取っている。6カ月有効で、数カ所の温泉に入れるパスポート(1300円)だ。

この温泉村には3つの露天風呂と24の旅館があるほか、入浴以外にも、周囲のエリアをハイキングするという別の楽しみ方もある。

また旅館をはじめ、観光関係の外国人向けの情報サービスとして、英語のオーディオガイドも用意されている(500円)。

5. 道後温泉(愛媛県)

『千と千尋の神隠し』の舞台「油屋」のモデルであるともいわれる道後温泉本館。
『千と千尋の神隠し』の舞台「油屋」のモデルであるともいわれる道後温泉本館

愛媛県松山市に位置し、実に3000年の歴史を持つ。1894年に共同温泉浴場として建立された道後温泉本館はこの街の象徴的存在だ。3階建てのお城のような木造建築で、白鷺を冠した「振鷺閣」など、伝統的な建築要素をそのままの姿で留めている。

なお、宮崎駿の名作アニメーション『千と千尋の神隠し』の舞台である湯屋、「油屋」は、この道後温泉本館からもインスピレーションを受けて誕生したといわれている。

(オリジナル記事:https://www.japantravel-centre.com/japan_guide/popular-onsen-towns/)

外国人はここで「銭湯」にハマる。温泉旅館ベスト10(その2)

翻訳=石井節子

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