VERDYの次の挑戦
これからの大きな夢を語るなら、今までの活動の延長線上にあることで新しいことに挑戦してみたい。
今回のコンプレックスコンでは、まず、僕がキャラクターデザインを手がけたキッズパークの「PuChu!(プチュウ)」の出展が決まりました。
次に、普段からサポートをしてくれているクリエイター集団「tokyovitamin(東京ビタミン)」との出展。彼らがこのイベントに興味を持っていたので、過去にコンプレックスコンを経験している僕だからサポートできることもあると思い、この場で限定コラボ商品も発売しました。
それと、アーティストに本気でなりたいと思っていた時期に影響を受けた、村上隆さんとのコラボ作品も展示しています。
「VERDY HARAJUKU DAY」を開催する時に、村上さんのスタジオまで行って、「コラボレーションできたら嬉しい」とガチガチに緊張しながらオファーをしたら、「面白そうだね」と快く承諾してくれました。
これまでの活動の積み重ねが、それぞれの形となって、コンプレックスコンで展示されています。こういう風に、自分の活動の軸はぶらさずに新しいアウトプットの形を探り続けてきたいんです。
「Wasted Youth」というプロジェクトも手がけているのですが、自分のコアでもあるパンクロックやハードコアなどの要素も含まれていて、その中の「スケート」をテーマのひとつとして掲げています。
「Wasted Youth SKATEBOARD」という大阪のスケーター4名がここに所属しているのですが、彼らのドキュメンタリーを撮ったことがあります。
映画館を借りて、作品のポスターも、チケットも、鑑賞中に食べるポップコーンの箱も、ジュースのコップも全部デザインして、一般公開ではなく、友達や知人だけを招待して、一夜限りで上映をしました。
もし、次回もできるのであれば、ドキュメンタリー性のある映画を撮ってみたい。好きな俳優さんに出演をお願いしたり、脚本なども用意したりして、本格的な映画を作ることができたら絶対に面白いですよね。
これまでの気持ちや経験してきたことを少しずつ積み重ねて、デザイナーやアーティストという肩書きに縛られずに作品作りを続けていきたいと思っています。