彼女のような左派議員を支援するビリオネアは数少ないが、唯一の例外と言えるのがツイッターCEOのジャック・ドーシーだ。
ドーシーはアンドリュー・ヤンやジェイ・インスレーらの民主党議員も支援しているが、ギャバードが6月の民主党討論会に参加した翌日に、彼女の選挙キャンペーンに5600ドルを寄付していた。
フォーブスがギャバードの支援者リストを全てチェックした結果、米国のビリオネアで彼女に献金を行ったのはドーシーのみであることが判明した。
ドーシーはギャバードを支援する理由として、彼女が打ち出す力強い反戦的スタンスをあげている。さらに、ヤンについてはAI(人工知能)やオートメーションに対する姿勢を評価している。
「彼らが展開する主張はこれまでの討論会において際立っていた。気候変動の問題や、世界の経済的不平等についての議論が、さらに盛り上がることを期待したい」とドーシーは述べていた。
現在43歳のドーシーは、これまでの米国大統領選挙において一度も、2億ドル以上の献金を行っていない。彼は先日、ツイッター上で全ての政治広告を禁止するとアナウンスしていた。