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マライア・キャリー / Photo by Getty Images

音楽業界で近年、年末の恒例行事と化したのが12月になるとマライア・キャリーのクリスマスソングがチャートに復活することだ。しかし、今年は例年よりも早く、米ビルボードのシングルチャートHot 100に、大ヒット曲「恋人たちのクリスマス(All I Want For Christmas Is You)」が帰ってきた。

しかも、1994年に発表されたこの曲はチャート39位に初登場した。20数年前の楽曲がチャート40位圏内に入るのはかなり異例の出来事だが、マライアは今後もさらに記録を塗り替えていくことが期待されている。

ビルボードによると、年末に「恋人たちのクリスマス」がチャートを再浮上する傾向は2012年以来続いており、年を経るごとに最高順位も上昇しているという。

2017年の年末に9位に入った「恋人たちのクリスマス」は昨年末には3位まで上昇した。この曲は、発売当時はアメリカでシングルカットされておらず、Hot 100に初のチャートインを果たしたのは2012年で、その後、ストリーミング時代の到来とともに順位をあげてきた。

発表から25年を経た楽曲が、ルーク・クームスやアリシア・キーズ、さらにはビリー・アイリッシュらの新曲を押しのけてチャートの上位に輝くのは驚くべきことだ。世間の人々は「恋人たちのクリスマス」をおそらく、数百回以上は聴いているに違いないが、それでもなおこの曲の魅力は衰えていないようだ。

編集=上田裕資

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