最先端の経済誌「Forbes JAPAN」の記事紹介


ホフマン:私自身の可能性が開けたのは「ネットワーク」を構築したことだ、と言いました。私も女性投資家をサポートし、ネットワークの構築を推し進めています。新しいアイデアのひらめきは、異なる経験をした人たちが話し合うことから生まれます。男性と女性の経験の違いは、多様性を認識するのに役立ちます。無能な投資家が考えがちな、女性は化粧品のようなプロダクトに強くて……という偏った考えは陥りがちな過ちです。そうではなくて、真に新しいチャンスとは何なのかを改めて考えること。これこそが、私たちがすべきことだと思います。

堀江:最後に、日本のビジネスコミュニティへのアドバイスをお願いします。

ホフマン:日本特有ではないかもしれませんが、男女別だけでなく、いろいろな場所にさまざまな才能があることを知るべきでしょう。優れた戦略家であれば、ビジネスミッションを遂行し、成功するためにはいかに才能を配置するかが重要だと知っています。才能を半分しか活用していない、完全に使いきれていないということは、明らかに競争戦略上の過ちなのです。


REID HOFFMAN◎リンクトイン共同創業者、グレイロックパートナーズパートナー。アップル、富士通勤務を経て1997年にソーシャルネット・ドットコムを共同創業。その後ペイパルの創業に関わり、シリコンバレーに深い人脈をつくる。

ARI HORIE◎シリコンバレーの女性起業家向けのアクセラレーターWomen’s Startup Lab創業者兼CEO。18歳で渡米し、以後シリコンバレー在住。今年9月には世界の女性起業家と投資家をつなげるイベント、WiSEを初主催。

構成=岩坪文子 写真=ラミン・ラヒミアン

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