ビジネス

2019.11.27 15:00

サイズで縛ることが、逆に「解放」だ。女性の靴選びに無限の可能性


計測が起点となるすべての女性への応援。むしろ「サイズで縛る」ことが“解放”かもしれない


KASHIYAMAは、メンズ・ウィメンズのオーダースーツと今回のウィメンズシューズを合わせた「スマートテーラー」事業で60億の売上を目指す。加えて、KASHIYAMAを含むオンワードホールディングス全体として、2022年までにEC化率15%の目標を出している。

現在、多くのアパレルブランド、セレクトショップに見られる潮流の一つとして、リアル店舗とE CやAppの「シームレス化」が挙げられる。消費者の欲しい!素敵!という購買への発火点をつなぎとめ、商品の現実感を持ってもらうことが必要で、フィッティングや採寸というのはその重要なパートを担う。

カシヤマ オーダーメイドウィメンズシューズ ホームページ
一足早くスタートしている「オーダーメイドウィメンズスーツ」

新しくオープンした「オーダーメイドウィメンズシューズ」の店舗には、先行しているウィメンズスーツのエリアもある。シューズはファッションの肝であるため当然だろう。両方揃ってKASHIYAMAが目指すF to Cが完成するのだ。

売る側にとって消費者がお金をどこに使うかはここ10年のテーマだが、未だ衰えないファストファッションのクオリティや仕事着として割り切る世代など、アパレル業界は常に厳しい状況に置かれている。その中で光明があるとすれば、「オーダー」では無いだろうか。

ビジネスシーンではとかく縛りが多い女性たちのファッション。KASHIYAMAのスマートテーラー事業は、彼女たちを逆にサイズで縛るといえるサービスで、シューズ選び、スーツ選びから開放するのだ。

KASHIAYAMA オーダーメイドウィメンズシューズのサイトはこちら

文=坂元耕二

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