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保有資産10億ドル以上のビリオネアの数で、中国は米国に次いで2位になっている。その多くは近年IPOを果たした美団点評(Meituan Dianping)や拼多多(ピンドォドォ)などの、テクノロジー関連企業の創業者やCEOたちだが、伝統的な不動産業界からも新たな富豪が生まれている。

その一例にあげられるのが先日、香港市場に上場した上海本拠の「Sinic Holdings Group」だ。同社会長のZhang YuanlinはIPOによりビリオネアの仲間入りを果たした。

Sinic Holdingsの株価は11月14日の上場初日に0.7%下落し、1株3.95香港ドルで取引を終えたが、時価総額は14億ドル(約1520億円)に達した。同社は中国全土でマンションやオフィスビルを開発し、一般市民や企業向けに販売及び賃貸を行っている。Sinic Holdingsは不動産管理サービスも提供している。

上場によりSinic Holdingsは21億香港ドルを調達した。同社は調達資金の60%を既存のプロジェクトに注ぎ、30%を借入金の支払いにあてる。さらに残りの10%を今後の事業全体に注いでいくという。

現在43歳のZhangは2010年3月に同社を設立した。Sinic Holdingsの2018年の売上は約12億ドルだった。

フォーブスは11月6日、毎年恒例の「中国の富豪ランキング」を発表した。そこに登場した400人の資産総額は、前年比20%以上の伸びで1.29兆ドルに達していた。

1位は2年連続でアリババ創業者のジャック・マーで、保有資産は382億ドル(約4.2兆円)だった。2位はテンセントCEOのポニー・マーで360億ドル。3位は不動産開発大手「恒大集団(エバーグランデ・グループ)」会長の許家印で277億ドルだった。

編集=上田裕資

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