ライフスタイル

2019.11.23 12:00

アジア発「タピオカ」が世界で人気。アメリカ、スペインではこう飲まれている

Getty Images


飲み物の一番人気は『スペシャリティ・バブルティー|ローズ・タイティー』で、ハウス・ティーブレンドのスパイシーな烏龍茶に本物のバラの花びらが入っています。写真はフレッシュクリーム追加でカスタマイズしたものです。
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当店の店員はカスタマーの名前を覚えていますし、プロダクトだけでなく、店の雰囲気とか接客とか、つまり『経験』を買っていただけるように努めています。それが人気の理由だと私はひそかに思っています」。

「ティーファニー・バブルティー」(Tea Funny Bubble Tea、モスクワ、ロシア)


写真提供=Tea Funny World, LLC
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ロシアからは、「ティーファニー合同会社」マーケティング担当のナタリー・マリコワが回答してくれた。

「弊社は2012年創業、ロシア最大のバブルティー・カンパニーで、国内に511のアウトレットを、ショッピングモールや映画館の中に展開しています。

バブルティー人気はロシアでももう定着していて、とくに『ティーファニー・バブルティー』のバブルティーは国内で毎日、9500リットル飲まれています。一番人気は『フルーツティーファニー・マンゴー・ポメグラネート(ざくろ)』ですね」

「B-フレッシュ」(B-Fresh、レホボト、イスラエル)


自社の「バブル工場」で作られる天然フルーツ由来のバブル 写真提供=B-Fresh


好きなフルーツフレーバーから選べるバブルと、フレッシュフルーツ 写真提供=B-Fresh

イスラエル、レホボトからは、「B-フレッシュ」のCEO二ブ・コーヘンが回答してくれた。「B-フレッシュ」は果汁を入れたバブルが売りで、自社経営の「バブル工場」も有している。店舗はイスラエル国内に30、まもなくアメリカにも6店舗オープン予定しているという。

「イスラエルでもバブルティー人気は根強いですね。とくにうちではさまざまなフルーツフレーバーのバブルを選んでもらい、スクープで飲み物に入れてサービスします。カラフルなバブル・バーから、あれこれ迷って選ぶのが楽しいと好評です」

「ゼン・ズー」(ZEN ZOO、マドリッド、スペイン)


写真提供=ZEN ZOO

スペイン、マドリッドからは、「ゼン・ズー」が回答してくれた。

「先月末から今月にかけて開催されていた、25年の歴史を持つスペイン最大の漫画フェスティバル『Manga Madrid』に出店し、大好評でした。ここスペインでのバブルティーの人気はすごいです」


スペイン最大の漫画フェスティバル『Manga Madrid』25周年の会場でバブルティーを楽しむ人々 写真=ZEN ZOO公式Instagram(zenzoobubbles)より



文・構成=石井節子

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