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Beryl創業者・CEOのEmily Brooke(同社提供)

英国の自転車シェアのスタートアップ「Beryl」がニューヨーク湾に浮かぶ人口約48万人の島であるスタテン島で、サービスを開始する。現地では既に米国企業のLimeやウーバー傘下のJumpなどが、電動キックボードのシェアビジネスを展開中だが、Berylはアプリと連携する1000台のシェア自転車で、彼らを追撃する予定だ。

Berylのシェア自転車はLimeやJumpと同様に、専用の駐輪場を設置しないドッグレス形式で運用される。自転車はアプリ経由でアンロックでき、乗車を終えたら「Beryl Bays」のサインが掲げられたエリアに戻す仕組みだ。

Berylは2012年に旧社名のBlazeで始動し、夜間は車体の数メートル前方にグリーンの自転車を型どった光を投影することで注目を集めた。Berylの自転車シェアサービスは現在、英国のロンドンやボーンマス、プール、ヘリフォードなどで利用可能になっている。

Blazeはデザイン学校の学生だったEmily Brookeによって設立され、2012年にキックスターターで5万5000ポンド(約770万円)の支援金を集めて始動した。その2年後にはベンチャーキャピタルのIndex VenturesやPembroke VCT、さらにリチャード・ブランソンのファミリーから合計33万ポンドを調達した。

さらに、2015年には追加で70万ポンドを調達し、企業名をBerylに改めていた。同社はこれまで累計で1200万ポンドを調達している。

同社が社名変更を行ったのは、Blazeという企業名が既に米国で商標登録されていたためだという。

編集=上田裕資

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