テイラー・スウィフトに危機、「過去作」をライブで歌えない

テイラー・スウィフト(Paul Bruinooge / GettyImages)


スウィフトは「彼らは横暴なやり口で、シンガーに自分が書いた曲を歌うのをやめさせようとしている」とブラウンらを非難し、ファンたちに対し「あなたたちの思いを、スクーター・ブラウンとスコット・ボーチェッタに届けてほしい」と呼びかけた。

ツイッターでスウィフトはこう述べている。「彼らのメッセージははっきりしている。いい子にして口をつぐんでいろ。言うことを聞かないと罰を与えるぞ。……こんなのが許されていい訳がない。彼らは曲づくりに一切関わっていないんだから」

ブラウンが今年6月、ビッグマシンを約3億ドル(約326億円)で買収したと発表した後、スウィフトはタンブラーの投稿で、この買収が彼女にとって最悪のシナリオになったと述べていた。なぜならブラウンはかつてカニエ・ウェストに指示を与え、彼の楽曲「Famous」で「あのビッチを有名にしたのは俺だから」と歌わせていたからだ。

スウィフトは昨年11月にユニバーサル・ミュージック・グループと契約を締結し、彼女が15歳当時から所属していたビッグマシンを離れた。彼女によると、ビッグマシンのオーナーのボーチェッタは、スウィフトが曲の権利を保有することを許さず、新しいアルバムを1枚レコーディングする度に、1枚分のマスター音源を渡していたという。

彼女がユニバーサルと締結した契約では、作品の権利を彼女が保有できることになっている。

編集=上田裕資

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