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「眼鏡は道具である。」とブランド哲学を掲げるフォーナインズは来年で創業25周年を迎える。たどってきた道のりとこれから先の展望について代表取締役の飯村祐一に聞いた。


フォーナインズという名前は、純金のインゴットに刻まれる数字「999.9」に由来する。最高品質を限りなく追求する姿勢が表現されたブランドネームで1995年に始動した。

「当時の眼鏡業界には“掛け心地”という言葉があったかどうかも疑わしい」と代表取締役の飯村祐一は振り返る。眼鏡フレームはデザイン(見た目の格好よさ)で選択される時代だった。そこに「機能で選ぶ」という新しい視点をもち込んだのがフォーナインズだ。

「創業以来、“掛ける”ではなくて“着ける”という独自の感覚で眼鏡を捉えてきました。鼻と耳で眼鏡は人間と接しています。いかにしてフレーム全体に重さを分散させていくかが大事であり、“頭部を包み込むかのようにフィットする=着ける感覚”の具現化に邁進してきました」


(上から)[NPM-87][S-162T][NPM-90][NPM-55][S-825T]

例えば、日本人の鼻筋に合わせパッドを従来の平面から曲面の形状にしたのはフォーナインズが初めて。フロントとテンプルをつないで眼鏡の着用時にかかる負荷を柔軟に解消する独自構造の逆Rヒンジもフォーナインズのオリジナル。

どの業界においても「ないものは自分たちでつくるしかない」という気づきと行動力が革新の発端になってきたわけだが、それを眼鏡でやってのけたのがフォーナインズだ。


フロントとテンプルをつなぐメタルパーツが特長。フォーナインズを象徴する逆Rヒンジと同等の役割を果たすパーツが組み込まれたビルトイン構造で、使用時の負荷をフレキシブルに解消。快適な着用感が得られる。[NPM-87]¥39,000


ブロウバーからテンプルにつながるインナーブリッジ、レンズを固定したフェイスブリッジ。ふたつが交差するレイヤードブリッジ構造により、掛けたときにかかる負荷がレンズに直接干渉せず見え方が変わらない。[S-162T]¥43,000


掛け外しの際にかかる負荷を逃がし、頭部を包み込むようなフィット感を与えてくれるのが逆Rヒンジ。智元のメタルパーツにはインクジェットプリント技術により立体的な装飾を表現している。[NPM-90]¥43,000


オーソドックスな細身のウェリントンモデルにフロント跳ね上げの機能をプラス。従来の跳ね上げスタイルにはない可動域の広さとスムーズな開閉動作を実現した。今作の逆Rヒンジは跳ね上げ動作時の負荷も解消する。[NPM-55]¥38,000


使用時にかかる負荷はテンプルからフェイスフロントにかけて解消する。レンズを独立して固定するのがインナーフロント。フェイスフロントとインナーフロントのダブルフロント構造が安定した使用環境をつくる。[S-825T]¥39,000

「来年で創業から25周年。ひとつの節目を目前にした今季のコレクションでは、これまで追い求めてきた機能性の集大成を披露しています。来年の1月にはeスポーツプレイヤーに向けたゲーミンググラスとして「PLAIDe(プレイド)」を新しく立ち上げますし、10月には卸先だけでなくエンドユーザーにも新型を披露する展示会の初開催を予定しています」。次のタームも目が離せそうにない。ますます視界良好だ。



フォーナインズ 渋谷スクランブルスクエア店

東京都渋谷区渋谷2-24-12
渋谷スクランブルスクエア7階
☎03-6712-5949 10:00~21:00 不定休



フォーナインズ 公式サイト内特設ページ
http://www.fournines.co.jp/collections/2020/


飯村祐一◎1962年、神奈川県生まれ。都内の眼鏡店で7年勤務の後に独立し、英国ブランドによるコンセプトショップを立ち上げる。95年、業界で活躍していた同世代の仲間4人で「フォーナインズ」を設立。2008年9月、代表取締役に就任。直営と卸先を合わせて国内外の約930店舗で展開。

Promoted by フォーナインズ / text by Kiyoto Kuniryo / photographs by Shuji Goto, Masahiro Okamura / edit by Akio Takashiro

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