外国人が「また訪れよう」と誓う銀座の7カ所

奥野ビル


4. メグミオギタギャラリー

地下にあるが、外に看板が出ているので見つけやすい。日本と海外のアーティストを融合させる企画が特徴で、上の「東京画廊+B.T.A.P.」が扱わない展示を「補う」ような企画も少なくないと思う。


メグミオギタギャラリー

5. 資生堂ギャラリー

東京でもっとも古いギャラリーのひとつといわれ、その始まりは1919年にまでさかのぼるが、場所や注目作品が変化してきたため、「東京画廊+BTAP」などとは直接競合しない。資生堂パーラーの地下に置かれたこのギャラリーは、「銀座でもっとも洞窟めいた」展示空間となっている。


資生堂ギャラリー

6. ポーラ ミュージアム アネックス

化粧品メーカー大手のポーラは、1丁目の自社ビル3階にミュージアム アネックスを置き、現存するアーティストの作品を入れ替えながら展示している。同社は箱根に「ポーラ アートミュージアム」も有しているが、その膨大なフランス印象画家のコレクションとこのアネックスの展示は実に対照的だ。


ポーラ ミュージアム アネックス

7. LIXILギャラリー

厳密には銀座でなく京橋だが、訪れる価値は十分にある。埋め立てによって撤去された「京橋」の痕跡を残す「京橋記念碑」のすぐ北側にある。


LIXILギャラリー

むろんこれですべてを網羅したわけではなく、およそ「完全リスト」からはほど遠いが、少なくとも、銀座が提供する豊富なギャラリーの中から特に卓越したものをいくつか選んでみた。なお開館時間や正確な場所は、訪問前にWebなどでご確認いただきたい。

松本裕/株式会社トランネット 編集=石井節子

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