雇用主の多くが求職者と連絡不能に 理由と防止策は?

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しかし、これは最終的に候補者にかかっている。インディードの調査では、応募先企業との連絡を自ら絶ったことがある求職者の94%が、あまり、あるいは全くその悪影響を経験しなかったと答えている。しかしマクドナルドは、この行動が影響をもたらすのは時間の問題だと語っている。

求職者が内定先との連絡を絶つと、その職場には戻れなくなってしまう。その状況を修復することは難しいし、今後求職活動する際は過去に連絡を絶ってしまった人に出くわす可能性がいつもある。マクドナルドは、応募中の職務に関心を失った候補者が、電子メールであれ電話であれ人材を必要としている管理職にそのことを伝えることを勧めている。米人材マネジメント協会(SHRM)によると、米国での採用1人当たりの平均コストは4425ドル(約48万円)であることを考えれば、早ければ早いほうがよい。

マクドナルドは「気持ちが変わったら、採用プロセスのどの段階にいたとしても正直に話すのが最善だ」とし、「ゴースト(音信不通の人)になれば、どこかの時点でそれが戻ってきて、キャリアに付きまとうだろう」と語った。

翻訳・編集=出田静

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