ビジネス

2019.11.06

月2万円で、老後に3000万円の資産を形成──プロが厳選した資産運用プランを提供するサービスが登場

左からOneMile Partnersの瓜田雅和氏(オペレーション統括)、泉田良輔氏(金融スペシャリスト統括)、小田嶋康博氏(代表取締役)、原田慎司氏(事業戦略統括)、塚田翔也氏(テクノロジー統括)



丸の内国際ビル1階に開設された「資産のセレクトショップ」。オープンは11月27日の予定。11月6日から無料相談の事前予約の受付は開始している。

金融プロフェッショナルがアドバイスを提供

この「資産のセレクトショップ」が一般的なリアル店舗型の代理店と一線を画しているのは、何と言っても、サービスを支えるメンバーの過去の実務経験に裏打ちされた金融領域における高い専門性にある。実際、代表取締役を務める小田嶋氏のみならず、その脇を固める2名の取締役である原田慎司氏(以下、原田氏)と泉田良輔氏(以下、泉田氏)も、公式サイトのプロフィールを見ればわかる通り、大手金融機関やシンクタンクで実務経験を積んだ金融のプロフェッショナルである。

個人投資家向けメディア「Longine(ロンジン)」やくらしとお金の経済メディア「LIMO」を運営するナビゲータープラットフォームの創業者としても知られている両氏は、小田嶋氏と共に、OneMile Partnersを設立した理由として、以下のように語る。

「開始から3年強のタイミングで1000万PV/月を達成するなど、メディア事業については、ある程度の”形”にすることができたと考えています。しかし、お客様にキチンとした商品を購入して頂くという点では、より個人向けにカスタマイズされたサービスが必要なのではないかということを感じていました。

その頃、メディア事業と平行して、泉田がマネースクールのようなセミナーを定期的に開催していたのですが、それが大変な好評を博していまして、それを生かす形で、新たな事業の立ち上げを検討していました。ちょうどそのタイミングで、かねてからリテール金融ビジネスの在り方を議論してきた小田嶋と考えている方向性が近いことがわかり、『一緒にやろう』となり、"合流"した形です」(原田)

資産運用の世界においては、「若い」こと自体がアドバンテージ

前述の通り、OneMile Partnersが展開しようとするお金の窓口「資産のセレクトショップ」では、仕事や子育てに忙しい「働く世代」を主なターゲットとして想定している。
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文=勝木健太

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