キャリア・教育

2019.11.10 10:00

新CEOとの初顔合わせ 好印象を残すためにすべきこと

Getty Images


マクダーモットと初めて会うときには、彼がニューヨーク市クイーンズ区の労働者階級地域で育ったことを知っておくと役に立つかもしれない。彼の経験は、その価値観や考え方を形作っている。彼がどのようにしてゼロックス社でトップの営業社員になり、基本給の4倍の歩合を稼ぐようになったのかを学ぶことは役に立つだろう。
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また、マクダーモットがストーリーテリングを評価していることを知ることも有益かもしれない。営業やマーケティング担当者がマクダーモットと初めて会う際、彼のコミュニケーションの達人としてのスキルを知らなければ、優れた戦略を共に構築するチャンスを逃してしまうだろう。

CEOの本を読むのは「基本」だ。

本を執筆したことがないCEOでも、株主への書簡や論文、ブログ、リンクトインの投稿を書いている人は多い。ジョン・ドナホーが過去にイーベイCEOやペイパル会長を務めていたことを知るだけでは十分ではない。ドナホーは2013年、リンクトインに投稿したエッセーで、自分が初めて就いた仕事で午前7時にビールを荷降ろしする中で学んだリーダーシップスキルについて記している。新たな上司と初めて会う前に、彼がそこで得た教訓を理解しておくほうがよいだろう。
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CEOの本やエッセー、論文などを読むことはキャリアに有利となる。それは、採用面接に臨む場合も、自社に就任する新CEOと初めて会うときも同じだ。確かにこれは「基本」だが、あなたのキャリアと、新たな上司との仕事での関係において絶大な効果を発揮するかもしれない。

編集=遠藤宗生

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