フォーブス ジャパン編集部 エディター

来年4月に開校が予定されている「42 Tokyo」

学費無料、24時間365日オープン、教師なし──。

従来の常識を覆した革新的な教育システムによって、就職率100%を実現。2013年にフランスで開校して以降、世界中から注目を集めている民間発のエンジニア養成機関「42(フォーティーツー)」。2016年にシリコンバレー校が設立されたのも記憶に新しいが、この「42」がついに日本にもやってくる。

11月13日、DMM.comはフランスのエンジニア養成機関「42」の東京校として、一般社団法人「42 Tokyo(フォーティーツートーキョー)」を設立したことを発表した。同法人の事務局長を務めるのは、半年前まで「42」のフランス校に通っていた長谷川文二郎だ。

本日から第1期生の募集を開始し、2020年1月に入学試験「Piscine(ピシン)」を実施。その試験を経て、2020年4月に開校する予定だという。



5年間で50億円を投資

「ひとまず5年間で約50億円を投資していく予定です」

今回の発表に先駆け、10月末にDMM本社で開催されたプレス向けの発表会で会長兼CEOの亀山敬司は「42 Tokyo」への意気込みをこう語った。

フランス発のエンジニアの養成機関「42」は、フランスでインターネット・携帯電話などの通信事業を展開する「Free(フリー)」を立ち上げた経験を持つ、実業家のグザビエ・ニエル(Xavier Niel)が設立したもの。

フランスの教育環境や雇用の閉塞感に対する危機感から、グザビエが自身の資金を投じ、教育者として働いてきたニコラス・サディラクなどの協力を得て、2013年に誕生した。2016年にはシリコンバレー校が設立。現在は世界12カ国で展開されており、今なお世界中で開校が所望されている。

「42」の最大の特徴は学費が無料で、学歴も家庭環境も問わず、16歳以上であれば誰もが平等に挑戦可能。そして教師から生徒への一方通行の教育ではなく、生徒同士が学び合う“ピアラーニング”を取り入れ、教室が24時間365日開放されている点にある。


文=新國翔大 写真=DMM.com提供

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