職場と友好的な関係を残したまま仕事を辞める5つのコツ

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4. 予期せぬ展開に備える

競合企業に転職する場合、雇用主にすぐに退職するよう求められるかもしれない。その場合は、荷物をまとめる準備をしておく必要があるだろう。また、携帯電話やノートパソコン、タブレットなど会社所有のものは会社に返却する必要があり、これまでに取り組んだ文書やプロジェクトについてはアクセスできなくなることも覚えておこう。

もう一つのシナリオとして、移行期間を円滑に進めるため退職日を少し延ばすよう上司に頼まれるかもしれない。その可能性について事前に検討し、不意を突かれないようにしよう。

あるいは、上司から会社に残るよう対案を出されるかもしれない。これも事前に考えておくこと。現職に残るための条件はあるだろうか? それがなければ断固とした態度を保ち、心が揺れないようにすること。

5. 引継ぎのプロセスを支援することを申し出る

引継ぎのプロセスを踏む上司を支援すれば、双方にとって有益な長期的関係性を固める上で大きな効果がある。正式な引継ぎの計画を作ることも良いアイデアだ。上司から感謝され、全てを終わらせるための十分な時間が持てるだろう。現実的な目標を立て、退職するまでには全てのプロジェクトを終了するようにすること。

仕事を辞めることで、必ずしも大きな苦痛を感じる必要はない。最も重要なことは、キャリアを前進させようとすることが悪いことではないということを覚えておくことだ。少しの計画と準備を行えば、仕事での関係と評判をきちんと守りつつ仕事を辞めることができる。

翻訳・編集=出田静

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