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クリエイターの本棚

『超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由』(文響社)

旅するように、本を読む。一冊の良書は好奇心を刺激し、読み手を新たな書へと駆り立てる。

この連載では、新規事業開発や広告制作を手がけると同時に、本をこよなく愛する筆者が、知的欲求を辿るように読んだ書籍を毎回3冊、テーマに沿って紹介していく。第4回は、「コンディションを整える」のに役立つ3冊。


現在の私の身長は175cm、体重は62kgだ。ここ数年は極めて体調がよく、仕事でもベストパフォーマンスを発揮している。ところが、ほんの数年前までは今よりも体重が20kg以上重く、まさに脂肪の塊だった。

無類のお酒好きで、毎日遅くまで仕事した後、取引先や同僚と深夜まで暴飲暴食し、家に着いた瞬間ベッドに倒れ込むようにして眠る。翌朝は大抵二日酔いで頭がボーッとし、体が重い。仕事のパフォーマンスは落ち、ストレスを抱えるから、またお酒に頼りたくなるという悪循環を繰り返す。

そんな私がどうなっていったかは、想像するまでもあるまい。みるみる体重が増え、肌や髪は痛みに痛み、自信を喪失していった。なんとかこの状況から脱却したい。そう思って始めたあることによって、私の生活は劇的に好転し始める。

「筋トレ」が持つ威力

きっかけとなったのは、「筋トレ」だった。自分にはトレーニングジムに通い続けるだけの意志力がないと自覚していたので、まずは毎日5分以内で、ほんの数回、腹筋と腕立て伏せをするようになった。分厚い脂肪がついていたので、最初は効果がわからなかった。

しかし、最小メニューで無理をせずに毎日続けていると、少しずつ筋肉がついてくるのがわかった。そして、基礎代謝が上がるので、脂肪が燃焼しやすくなり、贅肉が落ちていくのを体感することができた。

すると、小さな成功体験が自信につながり、もっと成果が出るまで続けたいと思うようになっていった。続けられなくなったら元も子もないので、少しずつ負荷を高めたりメニューを増やしたりしながら、自宅で筋トレを続けた。

その結果、体にキレが戻り、理想の体型を手にすることができたのである。一見エンタメ本のようだが、私が実際に体験したような筋トレが持つ威力について科学的な理由をもとに解説しているのが、Teststerone、久保孝史著『超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由』(文響社)だ。実体験を持つ私にとって頷くところが多く、肉体を変え、精神を変え、人生を変えたい人におすすめしたい。

文=川下和彦

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