フォーブス ジャパン編集部 エディター

スタートアップスタジオ「Tune(チューン)」を立ち上げた坂田直樹

ここ数年で、シリアルアントレプレナー(連続起業家)の“次なる挑戦”が目立つようになってきている。代表的な例を挙げれば、元メルペイ取締役CPOの松本龍祐が立ち上げたカンカク、グノシー創業者の福島良典が立ち上げたLayerX(レイヤーエックス)、ペロリ創業者の中川綾太郎が立ち上げたnewn(ニューン)などがそうだろう。

そして、また一人新たな挑戦に取り組もうとする起業家がいる。その起業家は、生活者参加型の商品開発に特化したオープンイノベーションプラットフォーム「Blabo!」の創業者兼代表取締役CEOの坂田直樹だ。

2018年4月にカルチュア・コンビニエンス・クラブに株式会社Blaboを売却し、軌道に乗ったこのタイミングで退任することを発表した。同時に、スタートアップや大手企業の新規事業創造をサポートするスタートアップスタジオ「Tune(チューン)」を立ち上げた。

「メーカーは、商品をプロデュースにとどまらず、D2C(Direct to Consumer)を軸としたブランド体験を作るなど、テクノロジーをもっと活用したビジネスモデルまでプロデュースしていく必要がある」と坂田は語り、同社の事業を通じて、かねてから問題意識を持っていた大手メーカーのデジタルトランスフォーメーションをサポートしていく予定だという。

メーカーが「ものづくり」を超えた「事業づくり」を行っていくために、ビジネスモデルのプロデュース支援や、必要に応じて出資を行い、共同でスタートアップを立ち上げるなど、新たな挑戦を行っていく。また、坂田によれば、スタートアップへの事業開発のハンズオン支援を含む投資にも取り組んでいくとのこと。

消費者と直接つながれる場があった方が絶対にいい

坂田は新卒でユニリーバ・ジャパンに入社。マーケティング部門で生活者インサイトの発見や新商品開発、ブランド戦略立案に従事。その後、企業が生活者からアイデアを募集できる共創コミュニティ「Blabo!」を手がけるBlaboを立ち上げた。

文=新國翔大

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