Pakhomov Andrey / Shutterstock.com

スナップチャットの運営元のスナップ(Snap Inc.)は10月22日、第3四半期決算を発表し、ユーザー成長率や売上がアナリスト予測を上回った。しかし、年末に向けて売上の減少を予測し、株価は下落した。

スナップの今四半期の売上は、前年同期比で50%増に迫る4億4600万ドル(約484億円)を記録。アナリスト予想の4億3500万ドルを上回った。デイリーアクティブユーザー数は3四半期連続で増加し、2億1000万人となり、昨年のユーザー数の低迷から脱出した。

損失もアナリスト予想以下となり、1株あたり損失は4セントで、アナリスト予想の1株あたり5セントを下回った。

スナップの株価は今年に入り、一時は200%近い上昇を記録していた。しかし、第4四半期の売上げ見通しの引き下げを受けて、決算発表当日の株価は11%安となった。

ただし、スナップCEOのエヴァン・シュピーゲルは第4四半期に同社が損益分岐点に達し、創業以来初の黒字化を達成するとの見通しを示した。

スナップは2017年に上場を果たして以降、株価は低迷していた。しかし、ここ最近は業績を立て直し、新たな収益機会や利益率の改善により株価を上昇させてきた。スナップの株価は年初から150%近い上昇となっており、多くのテック銘柄の上昇率を上回っている。

シュピーゲルは声明で「今後の新たな機会に向けて前進していくことに、エキサイトしている」と述べた。

スナップの株価は2019年に大きな復活を遂げ、2017年のIPO価格の17ドルへの回復が射程に入ってきた。昨年12月に5ドルだったスナップ株は現在、14ドル付近での取引となっている。

編集=上田裕資

PICK UP

あなたにおすすめ

合わせて読みたい