日曜夜の憂鬱を克服する5つの方法

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4. マインドフルネスの技術を活用する

マインドフルネスは、未来ではなく現在を生きる支援をしてくれるものだ。ここでは、仕事での1週間を成功させるための簡単な瞑想(めいそう)の練習例を紹介する。これは、米ミネソタ州のメイヨー・クリニックが勧めているものだ。

・体の状態を確認する瞑想

足を伸ばし、腕は手のひらを上に向けて体の横に置き、あおむけに横たわる。つま先から頭、あるいは頭からつま先へと順にゆっくりと意識的に体の各部分に注意を向ける。体の各部に結びつけられたあらゆる感覚や感情、考えを意識すること。

・座った状態での瞑想

背筋を伸ばして心地よい姿勢で座る。足はしっかりと床につけ、手は膝の上に置く。鼻から息をし、体への息の出入りに注意を向ける。身体的な感覚や考えにより集中が遮られた場合はそれをメモし、呼吸に再び注意を向ける。

・歩きながらの瞑想

静かな場所(自然の中が好ましい)を見つけて、ゆっくりと歩き始める。歩くことに注意を向け、立っている感覚やバランスを保つ微妙な動きを意識する。足元の地面を感じ、現在の瞬間を生きていることに集中する。

5. 新たなキャリアや仕事の機会について考える

日曜夜の憂鬱がひどい場合は、仕事、あるいはキャリアさえ変更する必要があるかもしれない。まずは、なぜ恐怖心を感じているのかを分析することから始めよう。今の仕事で行き詰まっているように感じるだろうか? 業務量が多すぎると感じているだろうか? 現在の上司の下で働くのが悪夢のように感じるだろうか? 同僚にいじめられているだろうか?

悲しみや憂鬱さを引き起こしているかもしれない項目を書き出すこと。ストレスの根本原因が分かれば、それについて何らかの対処ができる。自営業の自由や柔軟性、充実感を体験できるよう起業を考えることもできる。

考え方とキャリアのどちらを変えるにしても、月曜日を待ち望める状態になることは可能だ。現状に満足しないこと。時間は貴重で、毎日目覚めることができるのは素晴らしいことだ。それを有意義なものにしよう。

翻訳・編集=出田静

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