フォーブス ジャパン編集部 エディター

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ビジネスコミュニケーションツール「スラック(Slack)」の快進撃が続いている。

10月15日、Slackが最新の日間アクティブユーザー数を発表した。この発表内容によれば、2019年9月時点で日間アクティブユーザー(DAU)が1200万人を突破。前年比で37%の増加を達成したという。

また、有料プランの利用数は600万社を越えており、スラック上で行われるアクション(メッセージの読み書き、ファイルのアップロード、検索の実行など)の総数は平均で週に50億にものぼっていることがわかった。

便利でも、実際に活用されなければ何の効果もない

昨今、ビジネスコミュニケーションツールはさまざまある中、なぜスラックはこれほどまでに多くのユーザーを惹きつけるのか。その理由をスラックは公式ブログでこう解説している。

「私たちが最も重要視しているのは DAUの『U』、つまり実際にどれだけ『Use = 使用』されているかです。そして『エンゲージメント』 こそが Slack がその真価を発揮する鍵であると考えます。私たちは、Slack によって皆さんのより良い働き方へ貢献したいと日々開発に取り組んでいますが、どんなに便利なツールでもそれを実際に活用してもらえなければ何の効果もありません」
この“使いやすさ”を創出するにあたって重要な役割を担っているのが、アクティブな登録開発者だ。現在、スラックには1日あたり60万人にのぼるアクティブな登録開発者がおり、日々、スラックを活用したより良いコラボレーションの方法を創出しているという。

「それにより、さまざまな企業の間で濃厚かつ持続的なエンゲージメントが生み出され、つながりが希薄な他の方法からスラックへの移行が進み、使い続けられる存在になっています」

スラックによれば、米国を拠点とするユーザーにアンケートを実施したところ、87%のユーザーが「スラックにより組織内のコミュニケーションとコラボレーションが向上した」と回答。また有料プランのユーザーの場合、1営業日あたり9時間以上スラックに接続し、そのうちスラックをアクティブに利用している時間は1営業日あたり90分ほどであることがわかったとのこと。

右肩上がりで順調に成長を続けているスラックだが、同社は「それでも、私たちはまだ満足していません」と語り、さらなる“使いやすさ”の提供を目指していくという。

文=新國翔大

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