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I write about startup culture, leadership and the future of work.

Dean Drobot / Shutterstock.com

誰しも、自分にエネルギーとインスピレーションを与えてくれる人、自分をより良い存在にしてくれる人と大部分の時間を過ごすべきだ。

私は、仕事での関係がなくなって長年たった後でも、自分が公園のベンチに座っているのを見かけて話しかけてくれるような人を「公園のベンチの人」と呼んでいる。こうした人間関係を増やすにはどうすればよいのだろうか?

私はこれを“じょうご”のように考えている。上は広く大きく「公園のベンチ」の人で満たされていなければならない。一方、下の方は充実していない関係や人との交流を追いやる場所なので、非常に狭い。中間部は安全地帯のように思えるかもしれないが、じょうごは常に動いているため簡単に上下する。

信頼や信用は毎日獲得したり失ったりするものだということを覚えておこう。そのため、あらゆる人間関係の改善に継続的に投資することが必要だ。最も下にいる人たちとも付き合うように最善を尽くし、その関係がじょうごの上の方に移動できるよう公平なチャンスを与えつつも、最高の関係を築いている人とより多くの時間を過ごすようにしよう。

私は最近、以前の仕事関係者と遭遇した。彼女は昔、ある取り引きに熱心に取り組んでいたが、私は後の方になってより魅力的なオファーを提供していた他の業者を採用することを決めた。当時の状況はあまり芳しくなく、じょうごのはるか下の部分だった。電話で怒った会話をすることもしばしばあり、私は彼女の職場では歓迎されなかった。

私たちはその後再会することがあり、いつも丁寧に接してはいたが冷たい態度でいた。これはじょうごの中の下だろうか──。しかし最近、私たちはある会議で同じ机に座ることになった。私はこの機会を利用して彼女に「私は昔、間違ったことをしたかもしれない。ごめんなさい」と述べた。彼女の答えは「謝罪の必要はありません」だった。

私たちは今後ばったり会ったときには立ち止まり、強制されずとも会話を交わすだろうか? 公園のベンチで互いを見つけたらどうするだろうか? 私には確信が持てないが、その関係性に近づいてはいる。それまでは、朝食の時間帯に彼女とまた遭遇することを楽しみにしている。その時にはさらに関係が改善することが分かっているからだ。

1日を過ごす中で、公園のベンチの人、ただの知り合い、じょうごの下の部分にいる人が誰かを考えよう。それから、全員をじょうごの上の部分に移動させる努力をする。あなたの付き合う人が既に全員「公園のベンチの殿堂」にいるようであれば、そのまま維持するよう努力する。その際には、次の3つの習慣を意識しよう。

・常に丁寧に接し、口論を避ける。
・怒りに屈しない。怒ってしまえばあまり良い結果は望めない。
・早まった判断をしない。相手の言うことを聞き、疑わしい場合は好意的に解釈して相手の意見を聞き入れること。

誰しも、この地球上で過ごせる時間を最大限活用することを目標としている。自分が敬愛・尊敬する人と一緒にこの目標に取り組むことができれば、はるかに楽しい経験ができる。

人生やキャリアで先に進むと、一緒に楽しい時間を過ごせ、信頼でき、また会いたいと思える人たちに出会うはずだ。素晴らしい人生を送っていれば、こうした人たちと思うように頻繁に会って話せないことに不満さえ感じるかもしれない。これはうれしい悩みだ。

協力者だけでなく、堅固な関係を作るよう努力しよう。継続的に対人関係に投資し、改善すること。公園のベンチの関係性を一度に一つずつ築いていこう。

翻訳・編集=出田静

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