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Forbes JAPAN Web編集部 前編集長


140文字のツイッターの世界、写真1枚と気の利いたハッシュタグで表現するインスタグラムの世界で、いかに深いエンゲージメントを獲得できるかで勝負してきた。地球の反対側からでも、メールの返信はいつも「爆速」だ。

NYのビジネスシーンでは、相手から「Let’s get coffee!」の10分間の時間を得られるかどうかが以降の仕事を左右するという。「短時間でインスピレーションを与えなければ。それは結構、肝に銘じてる」。ランチなら1時間、夕方のドリンクなら最大45分。ディナーとなると2時間だから非常にハードルが高い。そんなスピード感に適応しながら、感性やコミュニケーションのディテールを突き詰めてきた。

「なんなら、『Hi.』の時点でもう決まってるから。『Oh, He’s nice.』って、正直、あんまり印象に残らなかったということだから。『Oh my god. He’s crazy.』の方がずっといい」

「年収1000万円稼げるようになる」「30歳で本を出版する」……。これまで胸に抱いてきた数々の夢を実現させてきた。「生まれたときからポジティブだからね」と笑う。

この夏の終わり、NYの自宅からおもむろにインスタグラムでライブ配信を始めた。渡辺直美が「インスタライブ、珍しいね」と反応する。「なおたん、ありがとう」と手を振る。

人と人とが互いに影響し合う世界をつくってきた。配信中、フォロワーから「夢」について問われると、ジョージはこう答えた。「僕は夢が多い人だと思うんですけど、夢は、これまでに、全部叶えてきました。気合いでね」

タンクトップ姿で寝癖の残るヘアスタイルをかき上げた笑顔が、こう宣言しているように見えた。「そう、これからもね」




稲木ジョージ / GEORGE INAKI ROOT◎2010年大学卒業後、上京。アメリカンアパレルの販売員、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)を経て、PRに。14年に渡米、NYを拠点としフリーランスのデジタルPRとして活動。16年、グローバルブランドの日本市場へのローカライゼーションに特化したデジタルPRコンサルティング会社George RootLtd.を設立。ファインジュエリーブランド「MILAMORE」の共同設立者兼クリエイティブディレクターも務める。

稲木ジョージが来日。サイン会付、トークイベントを10月23日(水)に開催します。
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文=林 亜季 写真=アーロン・コトフスキー

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