2. 建設的なフィードバックと精神的な支援
これはインターンに会社との一体感を感じてもらうためには必要不可欠なことだ。「私はエリーズが初めて上司にインターンプロジェクトのコンセプトをプレゼンした時のことを覚えています」とゴリバーは語る。
「特に多くの建設的なフィードバックがあるような場合、これが怖いプロセスになるかもしれないと分かっていたので、私はプレゼン後すぐに彼女と話し、報告と質問を受ける準備をしていました。彼女とはそこで、創造のプロセスには自分の弱さをみせることや心を開くことが必要であることや、建設的なフィードバックのひとつひとつがいかに成長につながるかについて話しました」
「私はインターンのニーズを予測し、それにすぐに対処できたため、その時示した共感はよろこんでもらえたと思います。こうしてインターンの仕事に対する不安をなだめ、成長して自分のアイデアを広げることが楽しみに思えるようにできました」
3. プロジェクトを自分のものとする機会を与える
従業員が最高のパフォーマンスを発揮するのは、モチベーションを持ち、自分の仕事が違いを生み出すと感じる時だ。ゴリバーは、フィンガーペイントでインターンが自分の分野を生かせる機会を積極的に作った。
「私たちはインターンが創造し、自分のものとし、提示できるようなユニークなプロジェクトを選んでいます。こうしたプロジェクトにはインターンとフィンガーペイントのチームとが広く協力する必要があるため、インターンは当初から自分が信頼され仲間として認められていると感じられます。また、現場での役に立つ経験と、自分が誇れ、持ち帰ることのできる結果を得ることもできます」