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うまくいっていることよりも、うまくいっていないことの方を気にしてしまうのが人というもの。しかし意外にも、いらだたしい時でもポジティブなことに注意を向け、感謝の気持ちを持ち、自分と向き合うことで、必要な答えが見つかるかもしれない。

行動心理学者のステファニー・パームリー博士いわく、「感謝の気持ちを持つことは、人の精神状態全体に驚くべき効果がある。ただ『ありがとう』と口にしたり、感謝していることを思い出したりするだけで、個人的なレベルで成長し、前向きな考え方を維持できる」という。

筆者はパームリー博士に、感謝を実践しながら楽しく仕事できるようにするための簡単な方法について聞いた。

・感謝していることを毎日メモする

感謝していることを、その大小にかかわらず全て書き留める習慣をつけよう。パームリー博士は、普段使っているToDoリストに感謝の欄を作ることで、気持ちをポジティブなものへと向けるよう推奨している。日々感謝を感じた人や出来事、成果をメモする習慣をつけることで、「自分が恵まれていることを忘れないようにし、自分が優先すべきことを明確にできる」とパームリー博士は言う。

・目に見える形で「ありがとう」を伝える

職場環境は自分の精神状態とパフォーマンスにも影響するため、目に見える形でポジティブな空気を作ることが大切だ。

パームリー博士は「同僚に対し、相手をありがたく思う気持ちや評価する気持ちを伝えるため、職場の内部コミュニケーションプログラムに感謝を組み込むと良い」と語る。従業員の上げた成果を共用エリアのホワイトボードに掲示したり、社内ニュースレターに記載したりして、互いに対する小さな感謝を示せば、チーム内の信頼構築や士気向上につながる。また最も重要な利点として、精神の安定につながる健全な職場環境の中で働けるようになる。

さらに一歩進めて、同僚にありがとうのメッセージを送るのも良い。「ありがとう」という言葉には大きな力があり、特に相手が予期していなかった時には効果が大きい。ありがとうのメッセージで感謝を示せば、相手が疲れていたり自分は評価されていないと思っていたりした場合に、その人の一日を一変させることができる。「こうした肯定的な言葉や行為によって、少し立ち止まって自分自身と周囲の人たちが持っている良いことについて考えるよう、人々に促すことができる」とパームリー博士は言う。

・ボランティアで社会に恩返しをする

人は日々の生活に追われるがあまり、より大きな大義に貢献していない状態に陥ってしまいがちだ。誰かの生活を何らかの形で改善することで、その人に感謝の気持ちを持つ理由を与えよう。ボランティアは素晴らしいチームビルディング活動になるだけでなく、各メンバーが個人として、そして従業員としても改善する機会となる。パームリー博士は「普段のルーチンとは違うことをして新しい人と関わることで、脳の異なる部分を刺激できる」と語る。

編集=遠藤宗生

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