海外で働くことで得られるもの

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こうした仕事上の成長は常にスムーズに起こるとは限らないが、それも必要なものの一部としてとらえなければならない。学びはしばしば浮き沈みの中で起こる。その途中には高揚感といら立ち、幸福感と憂鬱、自信と謙遜、疲労と興奮、退屈さと刺激、文化的な衝突とうれしい驚きの時期がそれぞれある。前へ進み続ける粘り強さを持つためには、強い根気と回復力、適応力、柔軟性が必要だ。考えてみれば、こうした資質はリーダーに求められるものでもある。

仕事での大きな成長を望み、新しい挑戦が待つ状況に身を置く意欲と能力があるなら、海外で暮らし働いてみることは良い選択肢かもしれない。そうすればおそらく、自分についての理解が深まり、自己認識や内省、謙虚さ、回復力、忍耐力、柔軟性、独創性、適応力を身につけることで仕事面でも成長できるだろう。楽な道とは限らないが、自分を変えられることは確かだ。

編集=遠藤宗生

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