キャリア・教育

2019.10.05 08:00

人材採用担当者の目を引く履歴書・職務経歴書 作成の4つのコツ

Getty Images

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人材採用担当者は1つの職務に対し、実は平均で250の応募を受けることをご存知だろうか? 競争が激しい求人市場で、他の候補者に差をつけることへのプレッシャーは今までになく高まっている。これには恐怖を感じるかもしれない。しかし求職者にとっては、採用までこぎ着けるような優れた職務経歴書を作成する絶好の機会だ。

インターネット履歴書作成サイトのノボレズメ(Novorésumé)の共同創業者であるアンドレイ・クルトゥイ最高コミュニケーション責任者(CCO)は「履歴書・職務経歴書では、デザインとレイアウトが重要だ。この2つを工夫すれば、履歴書や職務経歴書を応募者追跡システムで処理できるようにするとともに、人材採用責任者に興味を持ってもらって読んでもらうことができる」と述べた。

職務経歴書の目的は、人材採用担当者にあなた個人の功績を伝えることなので、こうした達成事項について決して謙遜しないことをクルトゥイは奨励している。ただし、大事なのは言葉遣いだ。

クルトゥイは、全ての職務経歴書に含めるべき4つのものを共有してくれた。

1. 達成事項

あなたが担当していた作業について説明する代わり、あなたが達成したことに言及すれば、他の候補者から抜き出る存在になれるだろう。「グーグルアナリティクスを使ってコンテンツ戦略を立てました」という文を「グーグルアナリティクスの分析を基にしてストーリーを書き、トラフィックを15%増やしました」と言い換える。行動の成果(達成事項)に焦点を当てること。

クルトゥイは「特に数字は、あなたの発言の信頼性を高めてくれる。ただし、どういった数字なのかを確実に理解しているときにだけ追加すること」と述べた。

2. 応募先に合わせた内容

職務経歴書に載せるものは全て、応募する仕事に関係があるものにすべきだ。応募する会社について事前に調査し、なぜ現在新たな従業員を採用する必要があるのか、あなたがどのように新たな価値を付与できるかを理解しよう。応募している仕事の職務内容記述を手本にしてあなたの職務内容記述を書き、今までしてきたことではなく達成したことに重きを置くこと。職務経歴書をあなた独自のものにすれば、人材採用担当者の心に響く確率が上がる。
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翻訳・編集=出田静

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