遠隔勤務でも職場との一体感を保つ3つの方法

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現代の労働者は仕事での柔軟なスケジュールを重視しており、遠隔勤務のトレンドは勢いを増している。リモートワークは本人のワークライフバランス改善に役立つ一方で、仕事でのつながりや整然さを保つ上で問題となることもある。

グループチャットソフト「Microsoft Teams」のプロダクトマーケティングマネジャーを務めるマリッサ・サラザーは、その役職を通し、会議を現代的でインクルーシブなものにするというマイクロソフトのビジョンに貢献している。

チームが新しい形で働くことを可能にする製品作りを担うサラザーはこれまで、リモートで働く部下とのつながりを上手に保つことに成功しており、他の人々も同じ成功を収められるよう取り組んできた。

以下に、サラザーが伝授するリモートワークを成功させるための3つの秘訣(ひけつ)を紹介する。

1. ビデオ会議を利用する

ビデオ会議の利用は増えており、リモートワーカーにとっては良い傾向だ。ビデオ会議を使えば、どんな相手との間でも、より人間的なつながりを生むことができる。とはいえ、ビデオ会議をする際は、画面に映り込む背景には注意を払おう。まるでオフィスにいるかのように背景を変えられるツールもあり、これを使えば相手の気を散らす要素を減らし、会議の効率を高めることができる。

2. 自分の個性を出す

どこにいようとも、仲間に対して自分らしさを見せることは、信頼関係や仲間意識を構築するのに役立つ。Microsoft Teamsでは、絵文字、ステッカー、GIF、オリジナルのミームなどを使って会話に感情やユーモアを込めることができる。仕事上の重要な報告をすると同時に、お祝いのGIFを共有できるのだ。

「私のチームではまた、全てのメンバーが仕事の話や仕事以外のおしゃべりをするグループチャットがあって、面白い記事や笑える話、旅行の写真などをシェアしています。これだけのことでも、普段は別々のプロジェクトに取り組み、社内外の異なるステークホルダーと一緒に仕事をしている私たちが、一つのチームとしてつながっている感覚を促すことができるのです。このように些細なことで仲間意識を高め、私もチームとのつながりを感じていられます」とマリッサは言う。

3. ドキュメント共有と連絡を一カ所に集約する

チームの整然さを保ち、重要なドキュメントの場所を常に全員が把握している状態にすることは、遠隔勤務の重要なポイントだ。連絡をする場所や、全メンバーが仕事で必要とするドキュメント類の場所は、できる限り一カ所にとどめておくこと。これにより、全員が常に最新の情報を得られ、重要な連絡を見落とすこともなくなる。

編集=遠藤宗生

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