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私は大学院時代、ある人に「あなたは乱雑なので、そばにいたくない」と言われたことがある。私はそれがどういう意味なのか確信が持てなかったが、おそらく私が過度に感情的で向こう見ずで、未熟で無責任なことを指しているのだろうと考えた。

私は、それが本当に彼女の意図かどうかを本人に確認しなかった。しかし、彼女からのフィードバックには長年悩まされてきて、その結果私はこれまで整理整頓や管理すること、しっかり物事をまとめることに努めてきた。これは良かったことなのかもしれないが、一方で私の自己表現と創造性は損なわれてしまった。私は、彼女の批判を重く受け止め過ぎたのだ。

人からの批判的なフィードバックや批判は、あなたよりもその人自身に焦点が当てられていることが多い。相手がいらいらすることや我慢できない行動が反映されているからだ。それでも、その声を耳にし聞き入れることには価値がある。

私がリーダーとして、またリーダーを指導してきた経験から学んだ批判を受け入れる3つのコツは次の通りだ。

1. 批判の中にわずかな真実を見つける

私は何年も前に「車1台分のばかげたことの中にわずかな真実があれば、それを認めて前に進むこと」という言葉を聞いた。批判を有益なものに変える鍵は、メッセージの中に込められたわずかな真実の核を聞き、リーダーとしてのパフォーマンス改善のためそれを使うことだ。自分で変えることができるものにすぐに取り掛かろう。

2. 息をついて10まで数え、さらに一晩考える

誰かに批判されたら、息をついて10まで数えてから話そう。フィードバックは常に耳当たりがよいものとは限らず、「あなたはいつも〇〇する」や「あなたは絶対に〇〇しない」のような争いの元となるような言葉かもしれない。

しかし、だからといって爬虫(はちゅう)類脳を使うべきとは限らない。人間の脳の最も古いこの部分は3つの非常に限られた反応しか持たない。それは戦う、逃げる、固まるのどれかだ。

あなたは仕事でも同僚に対しても、この3つの反応のどれも取りたくないはずだ。その代わり、冷静さを保ち、相手の言うことを聞き入れることが必要だ。

3. 聞いたことを繰り返す

3つ目のコツにはミラーリングという新たなスキルが必要だ。ミラーリングはさまざまなコミュニケーションの文脈で役立つもので、相手からのメッセージの内容を正確に振り返るプロセスだ。この最も一般的な形態は、聞いたことを自分の言葉で表現する言い換えだ。

ミラーリングは、あなたが現在の自分の考えや感情を乗り越え、メッセージの送り手がその人の視点から伝えようとしていることを理解する意思があることを示す。ミラーリングを活用すれば、1回目のメッセージを正しく受け取れなかった場合でも、送り手はもう一度メッセージを送ることができる。鍵は、相手が本当に言っていることを理解するまで言い換えを続けることだ。

翻訳・編集=出田静

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