「デザイン経営」の本質を考える


Design Opsの未来

Design Opsは、将来どのように変化または進化すると思うか。

「Design Opsは、時間の経過とともにその価値を証明してきました。その証拠に、私は前職のウーバーで「head of design operations」というDesign Ops責任者の肩書きを得ました。業界でも初めての肩書きであり、それが何であるか誰も知りませんでした。デザイン組織の多くの人々は、Design Opsを行ったことがなく、何であるかも知りませんでした。組織が形作られるに従って、ニーズも変わります。

そのため言うなれば、飛行機を組み立てながら、空を飛ぶような状況でした。Design Opsはどこの会社でも、走りながら整えてきたものだと思います。だからこそ、小さなチームで始める意味と効果があるのです。 ドロップボックスは創業して10年、デザインチームができてまだ7年ほどの企業です。そのため、社内でのDesign Opsの範囲と意味は、時間とともに変化しています。プロダクトデザイナーとリサーチャーが、自分たちのデザインと研究に基づいてプロダクトマネジメントを行うように、私たちもDesign Opsを走りながら構築し価値を見せていくことで、デザインが組織に大きなインパクトを与えられるようになります。私たちはまだまだ初期の段階にいるのです 」(Schwigler)

いまもなお、Design Opsの試行錯誤の最中だというドロップボックス。小さな規模からオペレーション担当者を置き、成長のフェーズに合わせて臨機応変に対処しながら整えていくこと。これからデザインをキーにして成長したいと考えている企業には、大きなヒントとなるベストプラクティスだ。

連載:「デザイン経営」の本質を考える
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文=リー・コーリー

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