2011年からは日本でもサービスを開始し、オンラインストレージの代表格と言えるサービスだ。近年ビジネスユースに特化した「Dropbox Business (ドロップボックス ビジネス)」や、オンラインドキュメントの「Dropbox Paper(ドロップボックス ペーパー)」も開始している。
事業拡大の要因として大きく貢献しているのが、ドロップボックスのプロダクトデザインだ。シンプルで一貫性があり、レスポンシブで、遊びごごろのあるプロダクトデザインは、多くのデザイナーにインスピレーションを与えている。ドロップボックスのデザインチームは「世界中で最もイノベーティブで有能だ」と言われており、世界中のデザイナーから注目されている。
ドロップボックスのデザインチームにはDesign Opsチームがある。今回は、ドロップボックスのデザインカルチャーや強力なデザインチーム、Design Opsがどのように行われているのかを、デザイン最高責任者のNicholas Jitkoff氏と、Design OperationsディレクターのLindsay Schweigler氏に話を聞いた。
Nicholas Jitkoff, photo by Chris Behroozian
Nicholas Jitkoff/VP of Design at Dropbox
(ドロップボックス/デザイン最高責任者)
GoogleでマテリアルデザインのPrincipal Designerを務めた後、2017年より現職。ドロップボックスのプロダクトデザイン、デザインリサーチ、UXライティング、ブランドスタジオとDesignOpsチームを含むデザインチーム全体を率いている。
Lindsay Schweigler, Photoby Chris Behroozian.
Lindsay Schweigler/Director of Design Operations at Dropbox
(ドロップボックス/Design Operationsディレクター)
ウーバー(UBER)を始め、15年以上に渡りデザインオペレーション、リサーチオペレーション、およびUXプログラムマネジメント機能を構築するDesign Opsの役割を歴任。 2018年よりDropboxのDesign Opsおよびリサーチオペレーションのリードを務める。