「男性中心のビジネスエコシステムの根本からの変化が求められています。そのためには女性起業家たちが世界と直接つながり、グローバルレベルに意識を高める必要があると思いました」。そう語るのは、シリコンバレーで女性起業家向けのアクセラレータープログラムを運営するWomen’s Startup Labの堀江愛利氏だ。
今回、Women’s Startup Labは世界の女性起業家たちのピッチを連続してオンラインで中継するイベント、WiSE24「Women’s International Showcase of Entrepreneurs’ Day」を9月19、20日(アジア時間)で開催。米シリコンバレーをはじめブラジル・サンパウロやカナダ・トロント、韓国・ソウルなど世界10都市から54人の女性起業家が参加し、東京会場としては、港区のForbes JAPANイベントスペースを舞台に世界に発信された。
日本チャプターに割り当てられた時間は20日の午前10:30から11:00までの30分。選ばれた5人の女性起業家が、スライドなし、全編英語で各3分の持ち時間を使い、世界の投資家や各国政府のイノベーション関係者に向けてピッチを行った。
参加した5人の女性起業家と登場順は以下の通り。
1. 伊藤由起子 ZEST代表取締役
人手不足が深刻な流通業界や在宅医療業界などを対象に人材シェアリングプラットフォームを展開。
2. 岡島礼奈 ALE代表取締役社長
宇宙を舞台とした新たなエンターテインメントとして「人工流れ星」事業を展開。
3 酒井里奈 ファーメンステーション代表取締役
発酵技術を中心としたバイオマス事業と商品開発やデザインコンサルを行う。
4. 長森真希 キャリーオン代表取締役COO
子ども服のオンライン買い取りサービスとオリジナルブランドの展開。
5. 高橋真知 Stroly 代表取締役社長
絵地図やアナログ地図にGPSを連動させるサービスを展開。