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小嶋:えー?(笑)

鶴岡:普段は本当に、他愛もないことことばかり話してるんですよ。「テラハ観た?」とか。

小嶋:そう、「オオカミちゃん(には騙されない)観た? ヤバくない?」とか。

鶴岡:楽屋に挨拶に行ったときまではそんな感じだったのに、撮影が始まった途端に「ヤバい、これプロじゃん」って。僕も頑張らないといけないなって刺激になりましたし、普段から話をしている関係性だからこそ、一緒に仕事することによって起こる相乗効果もあるなと感じました。

BASEのショップにも、友人同士でブランドを作ったり、仲のいいブランド同士でコラボレーションしたりしているところが結構あるんです。そうやって、お互いに高みを目指していくことが成果にもつながる。いまの時代はそれが最適解なのかもしれません。



AKBだったからこそ、次のステップへ進むことができた

──これからブランドはどんな展開を考えていらっしゃるのですか。

小嶋:いまはファッションブランドとしてドレスを中心に展開していますが、それにこだわらずいろんなことをやっていきたいし、自分が良いと思えるものだけを作っていこうと考えています。いまはいろんな方からアイデアを日々いただいて、何がいちばん最適なのかを見定めています。

それと、プラットフォームを作ることにも興味があって、まだ何も決まってないのに、いろいろとアイデアだけは話しているんです。鶴岡さんも「じゃあとりあえず、起業しましょう」とか言ってくれるんですけど。

鶴岡:小嶋さん自身、表現者というか、コンテンツ側だったのに、プラットフォームをやってみたいというのが興味深いなと思って。「どうしたらみんな、もっと表現したいものを表現できるようになるだろう」という視点で物事を考えている。

──経営者の「先輩」として何かアドバイスはありますか。

鶴岡:いやぁ……どんどんやったらいいじゃん、と思います(笑)。小嶋さんを見ていると、なんでもできそうな気がするんですよね。やりたいことが明確にあって、しかもそれをすぐ行動に移せる。

これからの時代は大きな組織にいなくても、権力者がいなくても、「こんなことがやりたい」と言葉にすれば、すぐに形にすることができる。しかも、本当に楽しそうに仕事をしている。小嶋さんはまさにそれを体現されている方だなと思います。

これからはまさにそういった人たちの時代だなと思うし、BASEとしては、「やりたいことのある人が、もっと自由に世の中で活躍できる環境」を作る会社でいたいなと思います。



小嶋:卒業してからメディアには「自分の肩書きを決めず、何者でもない生き方がいい」と言っていますが、それにはやっぱり、AKB48というキャリアがあったからこそで、「元AKB48」という肩書きがあったから、いろんな方と出会えたりさまざまなことにチャレンジする機会を与えてもらえたり、信頼を作ることができてるんだと思うんです。だからこそ、次のステップに進むことができてる。ほんと、ラッキーなんです。

文=大矢幸世 写真=伊藤圭

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