I write about health care and policies from the president's hometown


ウォルグリーンズによると、ウイングとのドローンを通じたパートナーシップは役員らが「未来のドラッグストア」を開発するためここ2年間うたってきた戦略に合致するものだ。同社は、健康・ウェルネス・美容サービスの提供方法を増やしつつ、顧客体験を改善させるさまざまな取り組みを試験・予備調査するため、多くの企業と協力関係を結んでいる。

ウォルグリーンズとマイクロソフトは今年、医療の未来を進歩・改善させるための新たな医療提供モデルや技術、小売分野での革命を実現するべくパートナーシップを組むことを明らかにした。2社は、マイクロソフトのクラウド・人工知能(AI)プラットフォーム「アジュール(Azure)」の力や医療への投資、新たな小売ソリューションを、8000以上の米国店舗に加え世界中に販売拠点を持つウォルグリーンズの販売網と組み合わせると述べた。

また同社は、米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループ(UnitedHealth Group)傘下のメッドエクスプレス(MedExpress)と緊急医療市場をテスト中で、メッドエクスプレスは複数の市場でウォルグリーンズに隣接したセンターを開設している。また、ウォルグリーンズは健康保険会社ヒュマーナ(Humana)との共同での取り組みの一環として、シニア向け診療所を複数オープンさせた。

ウォルグリーンズとウイングは、バージニア州のクリスチャンズバーグがテスト市場として選ばれた理由として、ウイングが米運輸省の統合パイロットプログラムの一環で2016年から付近のバージニア工科大学と緊密に連携してきたことを挙げている。

ウォルグリーンズは、米国全土の店舗でドローン配送が利用できるようになる時期を明らかにしていないが、試験が成功した場合の潜在的な市場は大きいと語っている。ウォルグリーンズとウイングは、「現在は一つの市場でのパイロット段階だが、米国の人口の約78%はウォルグリーンズが所有する店舗から約8キロメートル以内の場所に住んでいる。そのためこのサービスが拡大した場合、ウォルグリーンズはドローン配送の便利さを利用する有利な立場にいる」と述べている。

ウイングのジェームズ・ライアン・バージェス最高経営責任者(CEO)は、同社が過去7年間ドローン配送の開発に取り組んできたと述べた。

「私たちは、小さな荷物を数分で直接自宅に空輸し、さまざまな薬や食品、その他の商品を顧客に提供することによって、より安全で迅速でクリーンな未来の地域配送がどのようなものかを示すことになるだろう」(バージェス)

翻訳・編集=出田静

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