・マーク・アンドリーセン/ネットスケープ・コミュニケーションズ(アンドリーセン・ホロウィッツを設立)
・ジェリー・ヤン/ヤフー!共同創業者(AMEクラウド・ベンチャーズ:DNAストレージを開発するCatalog Technologiesなど)
・ブライアン・ジョンソン/ブレインツリー(ペイパル子会社)創業者(OS Fund:Arzeda、Catalog Technologies、GRO Bioscienceなど)
・マックス・レヴチン/ペイパル共同創業者(Bolt Threadsなどに投資)
また、ゲイツはソフトウェアとの明らかな類似性があるわけではない合成生物学の分野にも投資している。例えば、「食の革命」だ。全く異なる方法で開発した代替肉を提供する2つの企業、インポッシブル・フーズとメンフィス・ミーツを支援している。
インポッシブルが植物由来の原料からハンバーガー用のパテなどを作る一方、メンフィス・ミーツはバイオテクノロジーを用い、動物の生きた細胞を培養して肉を製造している。
新たな発明を支援
世界が直面するあらゆる問題について、生物学が容易に「組み換え」たり、解決策を提供したりできるようになるのは、まだまだ先のことだろう。だが、インターネットやソフトウェアのブームを現実のものにしたこれらの人たちが、そうした次の飛躍的な発明をまた引き起こすことになるかもしれない。
テック企業の創業者たちは、合成生物学の分野にはソフトウェアや顧客志向のビジネスに関する自らの専門知識を活用し、世界に影響を与えることができる現実的な機会があると考えている。だからこそ、この科学分野への投資を行っている。