シリコンバレーの有力シードファンド「500 Startup」のデモデイ、登壇29社を一挙紹介

5. RetAIL

購入者と小売業者のためのAIを活用した購入支援プラットフォームを提供している。購入者は購入を検討している商品をRetAIL社のSmartphoneアプリで撮影すると、AIを活用した同社のプラットフォームが、商品の評価をリアルタイムに表示し、購入者の購買活動を支援してくれる。現在アルファ版のアプリを公開中。



6. Kiki

アーティストとファンをつなぐマーケットプレイスを提供している。Kiki社のプラットフォームは、ファンが気に入ったアーチストに直接金銭的支援ができる仕組みを提供している。



7. AMPAworks

医療業界、自治体向けにクラウドベースのインベントリーマネージメントサービスを提供している。同社のサービスを利用すると、資産の割り当て、追跡、警告などが簡単にできるため、コスト削減、時間短縮、利用者の満足度向上を実現することができる。



8. BlueWire

スポーツに特化したポッドキャストを提供している。米国ではスポーツ観戦のスタイルが変化していて、ラジオ、TVに続く新たな視聴体験の提供を目指している。



9. LucidAct AI Assistant

医療機関向けに長期間の治療が必要な患者を効率よくケアできるソリューションを提供している。同社のソリューションを利用することで、毎月の診察、保険のチェック、ウェアラブルデバイスを使った経過観察を簡単に行うことができる。



10. Glyph

人気のニット製シューズを製造するロボットを開発している。同社のロボットは、複数パターンの靴のデザインにも対応している。同社の収入の成長率は週単位で160%となっており、現在、全ての靴が売り切れている。



11. Visionful

画像分析技術をベースにした駐車場管理ソリューションを提供している。警備員が駐車場を見回らなくても、管理室から駐車違反をしている自動車を見つけることができる。同社は、カリフォルニア大学サンディエゴ校の卒業生が設立したスタートアップで、現在、同校のキャンパスでサービスを提供している。

 

12. RestAR

オンラインマーケット向けに、スマートフォンを使って商品を簡単に3Dモデル化できるソリューションを提供している。同社はイスラエル第2の都市テルアビブに拠点を置いている。RestAR社のスマートフォンで商品を撮影するだけで動画が自動的に同社のクラウドにアップロードされ、3Dモデルが制作される。ビジネスモデルはサブスクリプションモデルで、月額利用料を支払わないと3Dモデルが利用できなくなる。



13. EZFarming

アフリカで農作物を売りたい農家と購入者をつなぐマーケットプレイスを提供している。農家を財政面から支援できるように、農家を応援したい人から投資を受けるための機能も提供している。



14. TradeSpace

知的財産を売買するためのマーケットプレイスを提供している。価値の高い知的財産の発掘、知的財産の価値の評価、利用者とのマッチングを行なっている。CEOのアレック・ソレンセン氏によると、知的財産の95%は全く利用されていないそうだ。同社初のユーザーはエネルギー関連企業で、今では、資産価値に換算しておよそ1000万ドル以上の知的財産を提供している。