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フォーブス ジャパン編集部 エディター

BANKの光本勇介

ZOZOがヤフー傘下に、CEOの前澤友作は退任へ──今日の朝、SNSはこの話題一色だった。奇しくも同じ日、過去にZOZOの傘下に入り、前澤の下で一緒に仕事をしてきた男も、ひとつの決断を下した。

目の前のアイテムが、一瞬でキャッシュに変わるアプリ「CASH」や現代版の物々交換サービス「モノ払い」、“あと払い”専用の旅行代理店アプリ「TRAVEL Now」を手がけてきたBANKを解散する、と代表の光本勇介が9月12日、ブログで発表した。

解散の理由について、光本はブログでこう説明している。

“優秀な社員の努力もあり、2つのサービスとも、事業単体では「黒字化」することがつい先日できたばかりではございましたが、これからさらに世の中にインパクトを与えられるような規模までスピード感をもっていくためには、私たちの今の規模や体力では、それ相当な時間と努力が必要だと判断いたしました。”

発表の内容によれば、「TRAVEL Now」は来月上旬に事業売却を予定しているという。「CASH」と「モノ払い」に関しても複数社から買収の話が来ており、協議中とのこと。BANKは解散するが、手がけてきたサービスは継続して使えるそうだ。

光本の今後に関しては、「少しだけ時間を置きつつ、ゆっくりと考え、次のチャレンジにつなげていけたらと考えています」と語り、BANKで働いていた社員については経営に携わっているヘイに移籍するほか、ヘイに移籍しないメンバーに関してもほぼ移籍先が決まっているという。

「いちぶ、まだ確定していないメンバーも、バンク社の代表として、最後の一人の次の移籍先が決まるまで、責任を持ってサポートできればと考えております」(光本)

CASHやモノ払い、TRAVEL Nowのほか、“価格自由”の本を出版するなど、社会を巻き込んだ壮大な実験をしてきた光本。BANK解散のニュースには驚いたが、次に光本がどんな実験を仕掛けるのか。今後の挑戦を楽しみに待ちたい。

文=新國翔大

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