カニエ・ウェストが米西部の農場を15億円で購入、家族で移住

(Photo by Dimitrios Kambouris/Getty Images for The Met Museum/Vogue)

ラッパーのカニエ・ウェストが、米ワイオミング州の広さ9000エーカー(約36平方キロ)の農場を購入した。地元メディアの報道によると、ウェストは米国西部のワイオミング州コーディの郊外に位置する「モンスター・レーク・ランチ(Monster Lake Ranch)」を1400万ドル(約15億円)で購入したという。

ウェストは妻のキム・カーダシアンや子供たちと共に、この農場に移住する計画だという。公式サイトによると、農場内には様々なロッジや、キャンプ施設がありティピーテントに宿泊することも可能だ。

今年のフォーブスの「最も稼ぐセレブ」ランキングで3位に入ったウェストの年収は、1億5000万ドルとされている。9月2日にアラビア版「ヴォーグ」のサイトに掲載されたインタビューで、ウェストは妻のカーダシアンに「10年後は何をしていたい?」と尋ねた。

「家族と一緒にワイオミングの牧場で暮らして、時々、パームスプリングスに出かけたり、LAの家に帰ってくるのもいいかもね」とカーダシアンは答えていた。


(Photo by Rich Fury/Forum Photos via Getty Images)

ウェストは以前からワイオミング州に関わりを持っており、2018年のアルバム「Ye」を録音したのも、ワイオミングだった。モンスター・レーク・ランチには8つの宿泊施設の他に、2つの湖やレストラン、イベント施設なども併設されている。

ウェストは今から約3年前の2016年には、「5300万ドルの借金を抱えている」とツイッターで宣言し、マーク・ザッカーバーグらの富豪に支援を求めていた。当時の彼は、精神疾患が原因でツアーをキャンセルしたことにより負債を抱えたという。

しかし、彼が2009年に立ち上げたスニーカーブランドの「イージー(YEEZY)」は今年、売上15億ドルの突破が見込める規模に成長した。フォーブスは今年6月、ウェストの保有資産が2億4000万ドルであると試算した。

編集=上田裕資

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