勤務初日は何を着るべき? 成功を導く服選びの3つのコツ

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大学を卒業したばかり、あるいは新たな仕事の内定を受けたばかりのあなた。新たな冒険への興奮が落ち着いた今、あなたの頭には「どのような服装で仕事に向かえばよいのか?」という問いが浮かぶ。

署名した書類には服装について何も記載されていなかったし、面接官らはそれぞれ異なる服装をしていた。ビジネス向きの服装やビジネスカジュアルといった言葉は近年、全く新たな意味を持つようになっている。こうした厄介な状況により、勤務初日に適切な装いをすることが今までにも増して難しくなっている。

ここでは、新たな仕事に就いたときの服装や、どのようにしてプロフェッショナルな見た目を維持するかに関し3つのコツを紹介する。

1. まずはフォーマルな服装を心掛ける

私はこのことを認めたくないが、成功するためには服装が大事だ。服装により変化するのは、他者のあなたに対する認識だけではない。コロンビア大学とカリフォルニア州立大学の研究者らによる2015年の調査を含む複数の調査から、よりフォーマルな服装をすることで抽象的思考能力が上がることが示されている。

より強く自信にあふれたように感じるには、きちんとした格好をすること。

勤務初日からジーンズを履くことを避け、2次面接に出るときのような格好をすること。こうすることで、あなたが仕事を真剣に捉えていることを示すとともに、実際の状況や、大半の人がどういった服装をしているかを理解する機会が持てる。初日に備え、しゃれたブレザーとプロフェッショナルなヒール、あるいはオーダーメードの上着を引っ張り出しておこう。

2. 量よりも質重視で服をそろえ、着心地を優先する

仕事でどのような服を着るかは大事なことだ。職場の規定が、ビジネスカジュアルでも完全にビジネスの装いであっても、量よりも質に注目して服をそろえること。同僚がファッションの専門家ではなくても、ほとんどの人は安っぽい服を見抜くことができ、その結果意図的に、あるいは意図せずその人を評価している。ぼろぼろのトップや染みがついたトップで会議に現れれば、あなたは雑な人間で、その役割にふさわしくないと思われるだろう。

より質の良いトップを購入することは高価な選択肢のように感じるかもしれないが、1回の使用のコストと、質の良い服の耐久性の高さを考えよう。それでも予算外に感じたら、自分にフィットすることが一番大事であると覚えておく。あなたにぴったり合う服を見つけるか、服を手頃な価格の仕立て屋に持っていき、あなたのサイズにきちんと合わせてもらおう。
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翻訳・編集=出田静

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