キャリアで求めるものが得られない? 考えられる5つの理由

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4. 正しいタイミングで求めていなかった

タイミングは非常に大事だ。その企業や役割に就いて間もない場合は、何かを依頼する前に少なくとも数カ月待つことを考えよう。この時間を使って自分の価値を示し、あなたには求めるものを得る資格があると相手が理解できるようにする。(自分にはその資格があるとただ言うよりも、それを実際に示す方が良い)

上司は、あなたが求めていることを実際には支持しているかもしれない。しかし、昇進の検討期限を逃したばかり、あるいはあなたが率いたいプロジェクトにはすでにチームリードが任命されたばかりなのかもしれない。

昇進や昇給が検討される時期や、プロジェクトが割り振られる時期について質問しよう。また、会計年度が始まる時期も理解しておく。リーダーになることに興味を持っていることを示し、欲しいものをいつ求めなければならないかに関して情報収集しておくこと。チャンスを逃してはいけない。

5. 適切な人に求めていなかった

自分がキャリアでやりたいことを理解し、これまで求めてきたが、今までそれが得られずにいたかもしれない。その場合、あなたは適切な人物にアピールしていただろうか? もしかしたらその人物はあなたが求めるものを与える権限を持っていなかったのかもしれない。

その人が意思決定者ではなかったのかもしれないし、あなたの仕事を監督している人は正式な上司ではなく、昇給については誰か他の人物が決定を下しているのかもしれない。

自分が求めるものについて、誰が意思決定の権限を持っているのかを理解すること。組織構造を考慮したり同僚に質問したりして調査を行い、適切な人にアプローチできるようにしよう。

自分が欲しいものを理解し、それを求めること。必ず適切な人に当たるようにし、尋ね方をきちんと理解して最善のタイミングで尋ねること。拒否されることが最悪の結果ではない。最悪なのは欲しいものを全く求めないこと、あるいはきちんとした求め方をしないことだ。

翻訳・編集=出田静

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