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2019.09.08 08:00

毎週日曜日に訪れる不安 払拭する方法は

Gettyimages

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新たな週を目前にして恐怖や不安の感覚に襲われることは、多くの人が経験していることだろう。その原因が仕事上の問題であれ、これから迎える1週間に対する展望であれ、日曜日に訪れる不安はよくある現象だ。

企業勤めから起業家へと転身したメーガン・ダラカミナは、日曜日の憂鬱(ゆううつ)を嫌というほど経験してきた。彼女はマイクロソフトなどの企業で上級副社長を務め、企業生活を16年続けた末、30代の初めに極度の燃え尽き症候群に陥った。その直後に自身の会社を立ち上げ、職場でのストレスの解決方法を提供し始めた。

彼女は今やベストセラー作家、講演者、受賞歴のある起業家、そしてビジネスコーチであり、その最新の著作は『A Woman’s Guide to Clarity, Comfort and Coming Home to Herself(女性が明瞭さ、居心地の良さ、そして自分自身への回帰するためのガイド)』だ。以下は彼女からの実践的なアドバイスだ。

・日曜日の不安に向き合う

自分が感じる不安の原因について、そして新たな週へ向かって何を変えるべきかをよく考えよう。自分に必要なのは、目的意識の向上、あるいはより理解のあるクライアント、それとも今よりも良い上司なのか。自分の心を騒がす本当の原因を突き止めること。まずは、自覚と認識から始めよう。

不安を感じる前に、次のことを自問する。今週、楽しみにできることは何だろう? 自分が特に不安に感じているものは何か? 喜び、意義や目的をどこに見出すことができるだろうか?

・ポジティブな変化の習慣をつける

問題を把握したら、次はアクションプランを立てること。さらに、立てたプランを簡単なステップに細分化し、それを日々進めることで、目標とする成果に近づこう。問題が仕事への不満にある場合、仕事をよりやりがいのある体験にするためにできるだろう? より有意義なプロジェクトに関わる必要があるのではないか? 上司と話し合う場を設け、このことについて率直に話し合おう。

あるいは、大きな変化を遂げたいと密かに感じている? 配置転換して、今までとは全く異なる役職に就きたいのか? 社内で空席となっているポジションを検討してみよう。まずは、自分のしてみたい仕事を既にしている人たちをランチに誘ったりして、より多くの時間を一緒に過ごすことから始めよう。こうしたアクションがすぐ劇的な変化につながる訳ではないが、積み重ねることでそこまで到達できるだろう。

・感謝の気持ちを持つ

次の言葉は、仕事に行くことに対する私の見方を大きく変えてくれた。日曜日の不安を感じた時は、「仕事へ行かなくては」と考えるのではなく「仕事に行けるんだ」と考える。こうすることで、仕事の本質に気付くことができる。仕事とは、自分の望む人生を生きるために与えられている機会と恵みなのだ。

さらに、この週末や前週に起きたことで、自分が感謝していることを3つ書き出す。既にうまくいっているものに自分の思考を向けるのも、幸福や回復力につながる有効な方法だ。

編集=遠藤宗生

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